日本人が食器を持ち上げて食事するワケ

食器を持ち上げない欧米人と違い、
日本人は食器を持ち上げて食べることがマナーとされる
●日本人が食器を持ち上げて食事するワケ
平安時代、日本人は、お膳に載せて食べていた
お膳に載った食べ物と口の間に距離があるので、
食器を持ち上げて食べるように
当時、黒豆や大豆、塩辛など非常に箸で持ち上げにくいモノを
食べていたので落とさずに口まで運ぶために食器を持ち上げた
 
欧米では家が大きいため食事をするための
ダイニングルームを作ることができ、テーブルは置きっぱなし
日本では家が狭いため、食事をする場所も、
くつろぐ場所も、寝る場所も全て同じ部屋
大きなテーブルは置かずに
持ち運びがしやすいお膳で食事をするようになった
とても高価なモノだった畳に、
跡がついたり、傷つく可能性のあるテーブルは置けなかった

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