お刺身は関東で生まれた言葉、お造りは関西で生まれた言葉

●お刺身とお造りは、どちらも同じ料理
お刺身は、関東で生まれた言葉
お造りは、関西で生まれた言葉
 
生の魚を切ったモノを切り身と言っていた
江戸時代、切るという言葉が縁起が悪く、嫌われた
その語源は、調理した魚の身に、その魚のヒレを刺して盛りつけたから
 
京都では公家文化が長かったため、
切り身や刺し身などの江戸の言葉があまり受け入れられなかった
京都は、海から遠く生魚が傷みやすかった
そこで昆布で包む昆布締めや、
熱湯を皮目にかけて殺菌する調理法でひと手間かけて造っていた
このひと手間かけて造ることから、お造りという言葉が生まれた
 
関東大震災のあと、復興のため関西の料理人が東京に来た
現在 関東では、お造りとお刺身が混在している

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