自分でくすぐっても くすぐったく感じないのは、これから起こることを脳が予測しているから

菅原脳神経外科クリニック:菅原道仁によると
●自分でくすぐっても くすぐったく感じないのは、これから起こることを脳が予測しているから
 
一般的に くすぐったいと感じるわきの下や首周りなどは、
大きな血管が近くを通り、怪我で出血をしやすい危険な場所
外部からの刺激を感じやすいように神経がたくさん集まっている
そのため その部分を触られるとくすぐったく感じる
さらに相手から触られると分かっていても、
ふいに触られると くすぐったく感じるのは、
どこを触られるか、細かい場所や動きまで
予測できないため神経が反応してしまう
 
しかし自分でくすぐった場合は、
脳が「どの場所をどのくらいの力で触る」と
手に指令を出しているため、刺激が予測されて くすぐったく感じない
リラックスしていないと くすぐったさを感じないため、
心を開いていない相手だと あまりくすぐったくない

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