日本人が電話をかけるとき「もしもし」と言うワケ

●日本人が電話をかけるとき「もしもし」と言うワケ
 
日本で電話が開通した明治23年
当時の電話は、電話をかける相手ではなく電話交換手を呼び出していた
電話交換手に電話をかける相手の名と3ケタの番号につなげるようにお願いし、
電話交換手が相手を呼び出して、かけてきた人とつないでいた
 
当時は電話の数が非常に少なく、電話を持つことができたのは
高級官僚や大商人のような身分の高い人だけだった
そのため電話交換手は、身分が高い相手を呼び出すとき、
相手に失礼がないように用件を伝える前に「申し申し」と言った
「申し上げます」と同じ意味の
言葉として使われていた「申し」を繰り返して使っていた
「申し申し」は、徐々に簡略化され「もしもし」に
その後、庶民も電話を使うようになり、
電話交換手が「もしもし」と言っていたので電話をかける時に
「もしもし」という言葉が広まっていった

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