くっつけたり剥がしたりできるマジックテープのメカニズム

ワンタッチで止められて引っ張ると
簡単に剥がせるマジックテープ
マジックテープが普及したきっかけは、
1964年に開業した東海道新幹線
ヘッドレストのカバーの留め具に採用されて注目を浴びた
●くっつけたり剥がしたりできるマジックテープのメカニズム
クラレファスニング株式会社:開高敬義さんによると
それは無数の小さな輪っかに
フックをひっかけたり外したりできるから
マジックテープの原料は、2種類のポリエステルの糸
太さ0.19mmと0.06mmを7本束ねた糸の2種類
0.06mmを7本束ねた糸を輪っかになるように織っていく
次にノコギリのような刃を使い、
輪っかになるように織られた0.19mmを切り、フックを作る
フックの面と輪っかの面を合わせると、
フックが輪っかに引っ掛かりくっつく
引っ張るとフックが輪っかから外れるため簡単に剥がせる
 
●原理の誕生は、1948年
犬の毛に絡みついたゴボウの実を不思議に思ったスイス人が、
顕微鏡で見たところ、ゴボウの実の先が
フック状になっていることに気付いた
この原理を元にマジックテープが発明された

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