ベッドで寝ていた少年が溺死するメカニズム

●ベッドで寝ていた少年が溺死するメカニズム
 
2008年6月、アメリカ家族と近所のプールで遊んでいた10歳の少年
帰宅すると疲れたのか、ベッドで眠りについた
約20分後、気になった母親は、子供の様子を確認した
すると口から泡を吹いていた
反応はなく母親は救急車を呼び、緊急搬送された
医師は懸命に処置を続けたが、少年は亡くなった
死因は、溺死
少年の肺は、水で一杯の状態だったという
 
富山大学附属病院 種市尋宙 医師によると
これは遅発性の溺水
体重10㎏の場合、たった10ccの水が肺に入るだけで起こりうる
何らかの原因で少量の水が肺に入り込み、
体のメカニズムにより、肺一杯に水が溜まり、
水を吸い込んでから数時間後に呼吸困難になる場合がある
急性呼吸窮迫症候群と言われている
 
プールの中に含まれる薬品が
肺の組織に触れることで異常反応をきたし、
周りの血管から水運が肺の中へ流れ込むことにより窒息してしまう

(308)

スポンサード リンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

スポンサード リンク