織田信長は「占いに根拠なし」を証明しようとした

●織田信長は「占いに根拠なし」を証明しようとした
 
古文書「朝野雑載」に信長が出した御触れが書かれている
“信長と同年同月同日同時に生まれしものを尋ね出し給う”
自分と同じ年月日、時間に生まれた男を探し出せ
 
当時の占いは、生年月日が同じであれば同じような運命を辿るが基本
 
その男が、どういう人生を辿ったのか?と
自分の人生を比較すれば占いに根拠がないことを証明できると考えた
 
そして1人の男が見つかる、その男は、極貧だった
生年月日による占いは、根拠がないと確信した
その極貧男は、「上様と私に差はありません。天下人でも貧しくとも明日のことが分からないのは みな同じなのです」と話したという

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