●鉄やすりは、仕上げの工程で味噌を塗っている
鉄やすりのベースとなる鉄の棒をプレスして成形
表面をやすり状に削る
そして食用の味噌を水で溶かし、やすりを浸す
味噌を塗ったまま しばらく乾燥させる
最後に800℃の鉛の中に入れて、硬度を高める
味噌を塗っておくことで、
味噌に含まれる炭素をやすりが吸収し硬くなる
さらに やすりの目に鉛が詰まるのを防いでくれる
ちなみに江戸時代からすでに
やすりに味噌を塗って仕上げていたという
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