Category Archives: 構造/原理/メカニズム

●氷砂糖をペンチで強く挟んで潰すと光る
 
ペンチで氷砂糖を押し潰そうとすると
外からの力で氷砂糖の内部の電子が高エネルギー状態となり、
砕ける瞬間、余分なエネルギーを光として放出する
 
暗くしてみると砕ける一瞬だけわずかに青白く光る
 
この現象を摩擦ルミネセンスという
 
氷砂糖は純度の高いショ糖の大きな結晶で、
外見が氷とよく似ているため、この名が付けられた

(28)

スポンサード リンク
ワンタッチで止められて引っ張ると
簡単に剥がせるマジックテープ
マジックテープが普及したきっかけは、
1964年に開業した東海道新幹線
ヘッドレストのカバーの留め具に採用されて注目を浴びた
●くっつけたり剥がしたりできるマジックテープのメカニズム
クラレファスニング株式会社:開高敬義さんによると
それは無数の小さな輪っかに
フックをひっかけたり外したりできるから
マジックテープの原料は、2種類のポリエステルの糸
太さ0.19mmと0.06mmを7本束ねた糸の2種類
0.06mmを7本束ねた糸を輪っかになるように織っていく
次にノコギリのような刃を使い、
輪っかになるように織られた0.19mmを切り、フックを作る
フックの面と輪っかの面を合わせると、
フックが輪っかに引っ掛かりくっつく
引っ張るとフックが輪っかから外れるため簡単に剥がせる
 
●原理の誕生は、1948年
犬の毛に絡みついたゴボウの実を不思議に思ったスイス人が、
顕微鏡で見たところ、ゴボウの実の先が
フック状になっていることに気付いた
この原理を元にマジックテープが発明された

(17)

●ろうそくの煙に火を近づけるだけで再点火するワケ
 
ろうそくに火が点くと、ろうが溶けて液体になり、
パラフィンが気化して、燃える
一旦、火を消しても、パラフィンが漂っているので
火を近づければ、再び着火する
 
ろうそくを消したときの煙の正体は、
煙ではなくパラフィンが気化したもの

(54)

●シングル、ダブル、トリプルの次は、クアドラプル
 
1=シングル
2=ダブル
3=トリプル
4=クアドラプル
5=クインタプル
6=セクスタプル
7=セプタプル
ラテン語がルーツ
倍数の数え方で「プル」は倍という意味
 
日本ではトリプル以降、発音が難しいため あまり浸透していない

(224)

●缶の飲み口は、左右非対称
 
左右対称だとタブを引いた時に、
均等に力がかかり、開けづらい
 
非対称であるから一方に力がかかり、
小さな力で開けることができる
 
さらに力がかかりやすい方は、鋭角に設計されている
開ける勢いを一旦 抑え、
ジュースが飛び出すのを防いでいる

(27)

●大麻に含まれるカンナビノイドが脳神経を破壊する
 
大阪大学の木村准教授らの研究チームが、
大麻が脳神経を破壊するメカニズムを解明した
 
6月30日にアメリカのジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに論文を掲載
 
大麻には、カンナビノイドと呼ばれる物質が含まれており、
これが幻覚や鎮痛の作用がある
 
正常な脳神経は、神経細胞から伸びた突起が
回路のように繋がっているが、
カンナビノイドを投与したマウスは、
突起が大幅に減少し、回路が壊れていることが分かった
 
大麻を吸引するたびに、脳内の至るところで
神経回路に悪影響を与えている可能性が高く、
それは認知症に近い症状をきたす

(54)

●IHで使える鍋と使えない鍋の違い
パナソニック:浅野正人氏によると
簡単に言うと磁石がくっつくか?どうか?
IHで使える鍋は、磁石がくっつく
一方、IHで使えない鍋は、磁石がくっつかない
 
IHで使える鍋は、鉄やステンレス製
磁石でくっつく素材がたくさん含まれている
 
IHで使えない鍋は、アルミや銅などの素材
 
IHの内部には、磁力発生コイルが埋め込まれており
電源を入れるとそこで磁力が発生する
その上にIHで使える鍋を置くと、鍋の中で電流が発生し
その電流が、磁石にくっつく素材などに
当たることで摩擦が起きて発熱する

(94)

1963年に誕生した瞬間接着剤アロンアルファ
ほんの少しの量で瞬間的に強力にくっつける接着剤
 
東亞合成株式会社:柴田加奈子によると
●アロンアルファの強い接着力の仕組み
 
アロンアルファの原料は、シアノアクリレートと呼ばれる液体
水分に触れると固まる性質を持つ
シアノアクリレートは、元々分子がバランバラな状態で液状になっている
空気中のわずかな水分に触れた瞬間、
分子がガッチリ手を組み、固い樹脂状に変化する
その樹脂が接着面に強く引っ付き、はがれにくくなる
 
アロンアルファを速くくっつけるには、
接着剤を着ける反対側をタオルで湿らしておくと良い
 
アロンアルファを指にくっつけた場合、
熱に弱いので温度が高めのお湯につけるとはずすことができる

(295)

東京五輪に向けてホテル ニューオオタニを作った際に
社長の大谷米太郎は、お客様に富士山を見てもらおうと考えた
 
全席から見えるようにするため
最上階にあるレストラン THE Skyを回すことに
 
回転させる技術を何とかせよと指示を出した
その時にヒントとなったのが、戦艦大和の主砲塔
 
戦艦大和の主砲塔を回すローラーは、
接地面積が大きく重さを分散、砲台をスムーズに動かしていた
この技術を転用し、日本一巨大な回転レストランが誕生した

(115)

スポンサード リンク