Category Archives: 言葉/語源

●ごまかしの語源は、江戸時代に流行った胡麻のお菓子
 
江戸時代のお菓子 胡麻胴乱
 
小麦粉に胡麻を混ぜて水で捏ねて焼いて膨らませたお菓子
 
胡麻の良い香りはするが、
中が胴乱のように空洞になっている
 
その後、見かけは良いが、中身がない見かけ倒しのことを
「ごまかし」と言うように
それが転じて、だまして人目を欺く意味に
漢字で誤魔化すと書くのは、当て字

(1)

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●「どんぶり」を「丼」と書く理由
 
丼は、元々 井戸の中に物を投げた時の音「ドブン」が語源
 
大きな器にご飯を投げ込むようによそうことから
ご飯ものの器自体も丼と呼ばれるようになった
 
職人などが着用する腹掛けの、前部につけた物入れのことも指す
丼勘定は、それに由来する

(2)

●「おみおつけ」は「お味噌汁」の超丁寧語
 
お味噌汁とおみおつけは同じ
おみおつけは、お味噌汁の丁寧語
 
元々、室町から江戸時代にかけて味噌汁は、
ご飯の横に付けて出すことから「御付け」と呼ばれていた
 
おみおつけを漢字で書くと「御御御付け」
昔、たくさんの具が入ったお味噌汁は貴重で、
宮中に仕える女官たちが感謝の意を込めて、
過剰に御を2つも付けるようになった

(2)

●魚の切身を「刺身」と呼ぶようになったワケ
 
昔、魚を切ると魚の種類が分からなくなるので
エラやヒレを切身に刺して分かるようにした
 
また切身は、腹を切るを連想すると武士が嫌がったため
 
関西では、原則として鯛などの海の物に限られているが、
魚を切る事を「作り身」といい、
それに接頭語を付けた「お造り」という言葉が生まれたとされる

(5)

現代でも警察官を お巡りさんと呼ぶが、
●お巡りさんは、江戸の治安を守った新徴組が語源
 
お巡りさんは、御身廻りが転じた言葉
御身廻りとは、新徴組の見廻りのこと
 
江戸庶民は江戸の治安を守る新徴組を頼りにしていた
 
江戸で将軍上洛の警護を目的とした
浪士組結成募集が行われ、京都へ上洛した際に、
清河八郎より将軍上洛の警護でなく尊王攘夷の先鋒を唱える。
同意した者は清河八郎に率いられて江戸に戻るが、
同意できなかった近藤勇や芹沢鴨など24名は袂を分かち
壬生浪士組を経て新選組を旗揚げすることになる
清河が暗殺されると幕府は浪士組を新徴組として再組織し、
元治元年(1864年)に庄内藩酒井家の御預かりとなり、
江戸を見廻り、秩序を乱す者を取り締まった
 
当時謳われた江戸歌謡
“酒井なければお江戸は立たぬ お廻りさんには泣く子も黙る”
 
見廻りは、朝8時から夜12時に過ぎまで街道の入り口や盛り場を重点に廻っていた

(8)

●超ド級の「ド」は、イギリスの戦艦ドレッドノートが由来
 
1906年、イギリスの戦艦 ドレッドノートは、
世界で最も大きな戦艦だった
 
Dreadnoughtとは英語で「勇敢な」「恐れを知らない」という意味
ドレッドノート1隻で従来艦2隻分の戦力に相当する
 
巨大な戦艦のことを日本でドレッドノート級と呼ぶように
略して、ド級艦
 
数年後には、ド級を超える超ド級艦が現れ、超ド級が使われるように

(6)

紀元前2000年頃に誕生した最古の王朝 夏王朝
その後を継いだ殷、周…
初期の王朝は黄河中流域の中原と呼ばれる平原に栄えた
しかし紀元前8世紀、春秋戦国時代に突入する
中原は複数の国に分かれ、その周辺にも複数の国が乱立した
周辺の国が力をつけると中原の国々が同盟を結ぶように
彼らは同盟の際、夏王朝以来の伝統の儀式で結束を固めていった
 
●牛耳る
生贄としてささげる牛の耳を切り取り、
そこから取った血を参加者全員が口につける
これが夏王朝の伝統の儀式
最も有力な国が主導したことから、
牛耳を執る→牛耳るという故事が生まれた
 
●中華の語源
周辺勢力の拡大と共に益々 夏王朝の権威に頼る平原の国々
やがて自分たち自身のことを夏と呼ぶようになっていく
自らを夏でする一方で周辺勢力を蛮、戎、狄、夷などと呼び、
文化の劣った野蛮な人々だとして排除しようとした
「夏」に中心を意味する「中」と一緒になり、「中夏」となる
さらに「夏」の字が当時発音と意味が近かった「華」に転じ、「中華」となった

(4)

不束は、太束(ふとつか)から転じた言葉
 
太く丈夫な様という意味で良い意味の言葉だった
 
平安時代に優美で繊細な美意識が浸透すると
太束(ふとつか)情緒にかけ
野暮ったいという意味に変化し、悪い意味の言葉に
 
その後、太束は、不束に転じた
 
日本人の価値観の変化の中で意味が変わった言葉

(5)

江戸時代から秋田県で珍重されてきた魚
秋田県は、秋から冬にかけて雷が発生しやすい
 
雷が鳴るとハタハタが押し寄せてくることから
雷様の恵み、神様の使いという由来から、
ハタハタを鰰、鱩と書くようになった
 
●ハタハタの名前の由来は、雷の鳴る音から
 
現代では雷をゴロゴロと言うが、
古く日本では、雷をハタハタと表現していた
現代で名付けられたら、ゴロゴロという名前になっていたはず

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