教育」カテゴリーアーカイブ

その立役者は、大津高校サッカー部総監督:平岡和徳
●新入部員に最初に教えるのが、技を覚える前に目と耳を鍛えろ
人の話を真剣に理解しようと心がけ、
見る力、聞く力を養なければ、自分で判断して行動できるようにならない
 
●サッカーが上手くなるためには、まず生活習慣を改めよ
25年前、大津高校に赴任してまず最初に徹底したのが、生活習慣の改善
現在の大津高校サッカー部の部員は、すれ違う人に必ず挨拶かかさない
またサッカー部の部室はとてもキレイに整頓されている
赴任した平岡先生は、部員と一緒に寮や部室の床や壁を雑巾で磨いた
さらに授業をサボりがちな部員は、先生が教室まで引っ張っていき、
授業中に寝ている部員がいたら廊下に連れ出して真剣に叱った
大津高校の渡り廊下には平岡先生の直筆で「凡事徹底」と書かれている
当たり前のことを人並み以上に一生懸命やる、と言う意味
その結果、就任からわずか4年で全国大会出場を果たし、
5年目で全国大会ベスト8まで駒を進めた
 
●感動する心と感謝の気持ち
お世話になった人たちに感謝できるということは、
それだけ心に余裕があるということ
心に余裕があるからこそ成長にも加速力がつく
 
●部員の集中力を高めるために終わりの時間を決める
大津高校の午後のトレーニングの時間は、100分と決めている
長時間練習すると部員は、いかにサボるかを考えてしまう
終わりの時間を決めてメリハリをつける
部員一人一人が、わずか100分でどうすれば
上手くなれるかを真剣に考えるようになる
自分からやるという主体的なトレーニング環境が出来上がった
朝練も強制の学校が多いが、大津高校の朝練は、あくまで自主練習
 
●子供に本物を見せると本気になる
大津高校のOBであるプロが、練習相手や試合を務める
本物を見ることで本気になり、本物に近づく
 
●「もうダメだ」の先にいるすごい自分を意識しろ
苦しい時こそ前に進んでいる実感を得ながら成長していく
 
●大津高校ではキャプテンは1人だが、3年生の全員が副キャプテン

(232)

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世の中には、何をやっても成果が出る人、
実力があるのに成果が出せない人がいる
●人生は実力よりも勘違いさせる力で決まる
勘違いさせる力とは、錯覚資産のこと
 
実力から成果が出る
→一つの成果によって次を期待され錯覚資産が生まれる
→錯覚資産の底上げによって、環境が整う
→悪い環境にいるよりも良い環境にいる方が
成長しやすく実力につながる
 
林修によると、横を見るとあいつ俺より実力がないのに、
うまくいきやがってと思う時がどの業界でもある
おかしいと言うのではなく、少し視点を変えて
あいつがすごいと思われている錯覚資産は何だろうか?と
考える方が、前向きな姿勢につながる

(82)

●お金の基礎知識を理解している人の割合
(出典 S&P Global FinLit Suvery 2015)
各国の16歳以上を対象に複利計算やインフレなどの
基本的な4つの金融知識に3つ以上答えられた人の割合
 
カナダ:68%
イギリス:67%
ドイツ:66%
アメリカ:57%
フランス:52%
日本:43%
 
日本は先進国の中でも非常に低かった
欧米ではリーマン・ショック以降、お金に関する教育が義務化されている
イギリスでは小学校から高校まで全学年で金融教育がカリキュラム化されている

(188)

アメリカの大学生548人を対象にした実験(2017年)
1つの群は、スマホを机の上に置く
もう一つの群はスマホをポケットに入れる
もう一つの群は、スマホを別の部屋に置く
記憶力検査を行った結果
スマホを机の上に置いた群が最も成績が低く、
スマホを別の部屋に置いた群が最も成績が高かった
 
●スマホが近くにあるだけで集中力が散漫になり記憶力が低下することが分かった
 
この論文のタイトルは「脳からの資源流出」
人間の脳は、元々一つのことに集中するようにできている
何か集中しているものがあれば、その他の情報は自動的に抑制がかかる
ながらスマホは、脳の動きにそぐわない行動を引き起こしてしまうため
色々な低下がみられるのではないか、と考えられている

(314)

仙台市の小中学生7万人以上を対象に調査によると
(平成26年 仙台市標準学力検査 仙台市生活・学習状況調査)
●スマホの使用時間が延びれば延びるほど、数学の平均点が下がる
勉強時間30分未満と勉強時間2時間以上の生徒の比較によると
2時間以上勉強するが、4時間以上スマホを使用する生徒の方よりも
勉強30分未満でスマホを1時間未満しか使わない生徒の方が
数学の平均点数が高かった
 
●勉強時間が短くてもスマホを使っていない人の方が成績が良い
さらにコミュニケーションアプリ使用時間と数学のテスト結果も
明らかにアプリを使えば使うほど、数学の成績が下がっていた
 
ちなみに、
●女子高生のスマホ使用時間は、1日平均6.1時間に及ぶ
(デジタルアーツ 第10回未成年の携帯電話・スマートフォン利用時間実態調査(2017年)
 
●学力低下の原因が、勉強中にスマホを使う「ながらスマホ」

(245)

●学校の成績の良さが、必ずしも社会での大きな成功に結び付かない
 
ハーバード大学が、700人以上のアメリカの富豪の
大学時代の成績を調べたところ、平均は中の上が多かった
アインシュタインやビルゲイツも一部が突出していたが、
平均でみると大したことがなかった
学校の成績と金銭面の成功は、直結しない
 
学校の成績が良い、入試に合格するなど
決められた範囲をこなせる能力だけでは、ビジネスに通用しない

(193)

日比谷高校は、世界でリーダーシップをとれる生徒を育てる方針に変えた結果、
 
東大合格者数が増え、公立高校No.1となった
そんな日比谷高校の武内彰校長が教える
●受験生の親が絶対にやってはいけない7つの事
 
1、悲観的なことを言う
悲観的なことを言うとネガティブな思考回路になり自信が無くなる
そして悪い想像をする親に不信感を抱く
ポジティブな表現に変えるだけで信頼関係は良くなる
 
2、子供を兄弟や他人と比較する
 
3、親の価値観を押し付ける
親が信念を持っていることは問題ないが、それを押し付けるのはよくない
結論は、子供に出させること
 
4、模試の成績で全てを判断する
 
5、子供の食事を作らない
 
6、受験会場まで親がついていく
 
7、子供の持ち物を無断で確認する
子供とはいえ、プライバシーは尊重すべき

(161)

勉強しても成績が上がらない、そう感じる人は多い
 
●勉強中に複数回 休憩をとることで成績も効率もアップする
 
休憩をとらずにやった方がはかどると思いがちだが、
それでは脳がどれだけ勉強をやったか分からなくなっている
 
休憩をとりゴールに近づいていると
実感することで集中力ややる気がアップする

(273)

●ネット検索ばかりしているとバカになる
筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科 逸村教授の実験によると
読書ゼロの学生と1日2時間読書をする学生で
同じテーマの小論文を書かせた
読書ゼロの学生が書いた論文は、ほとんどがコピペ
見つけた情報を貼って、最後に自分の意見を書くのみ
1日2時間以上読書する学生が書いた論文は、
しっかりと論文になっており、内容に決定的な差が出た
 
●東京大学が発表、提出された約75%がネットからのコピペだった
 
林修によると
文章は、構造体
1つ1つの意味の塊をきちんとつないでいかなければ全体のまとまりに欠ける
ネット検索する人は、読むのが面倒な情報は捨て、読みやすい情報を探す
その工程で集めてきた情報を感覚的につなぐ頭になると論理的な思考はできない
文章の構造を理解するためには、本を読むこと

(430)

●感情にまかせた暴言を子供に浴びせると心因性難聴を患う危険性がある
体への暴力よりも言葉の暴力の方が、
脳へのダメージが大きいことが分かっている
暴言を受けた子供は、聴覚を司る聴覚野が肥大
耳は健康でも音が聞こえなくなってしまう心因性難聴を患ったケースもある
 
●子供を叱る時は、60秒以内
60秒を超えるお説教は、感情的になっている場合がほとんど
それはただの暴言に過ぎない
子供を叱る時は、60秒以内に起こるポイントを絞ることが大切

(209)

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