Tag Archives: 歌舞伎

大相撲では最終日を千秋楽と書くが、歌舞伎では最終日を千穐楽と書く
歌舞伎で最終日を千穐楽をと書くようになったのは、江戸時代から
元々は、大相撲と同じ、千秋楽を書いていた
 
江戸時代の芝居小屋は、木造の建物だったため火事の被害が多かった
1682年、天和の大火では、有名な芝居小屋が火災に巻き込まれるなど
芝居小屋にとって火事は深刻な問題だった
 
秋には、火が含まれている
火が火事を連想させるため使われなり、縁起の良い亀が用いられた

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600年以上 ういろうを作り続ける外郎家
小田原にあるういろう本店は、
多数の棟を配置し屋根を重ねる八棟造り
現在の店舗は、平成に改築されたものだが、
500年前から外郎家は代々八棟造りを守っている
 
室町時代 三代将軍の足利義満の下、幕府に仕えていた外郎家
海外の使節団が日本にやってきた際、
外交を担当していた外郎家の2代目が、
もてなし菓子として作ったのが、ういろうの始まり
当時は、高価な栄養剤だった黒糖と米粉を合わせて蒸したお菓子
現在も無論地時代と同じ製法で造られている
 
●歌舞伎演目 外郎売
外郎家の家伝薬で二代目 市川團十郎の喉の病が治り、
小田原まで尋ねて来た
この薬を歌舞伎の演目として創作してはどうかと、
十三代目の外郎家当主に掛け合ったが、「宣伝は困る」と一度は断った
「正しい薬を服用してもらう必要がある」と説得され、創作を許可した
こうして歌舞伎演目「外郎売」は、二代目 市川團十郎に創作される
現在も外郎売を演じる時には、市川家は代々外郎家に挨拶に来る
 
薬によって喉の病から回復し活舌が良くなったことから、
外郎売には早口言葉が多く盛り込まれている

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●歌舞伎の掛け声のプロ集団:大向こうの会はスカウト制
 
大向こうの会は、東京に3つ、大阪、名古屋、福岡にそれぞれ1つある
 
大向こうとは、舞台から最も離れた客席のこと
大向こうの会に入会すると劇場のフリーパス(門鑑)が貰える
歌舞伎の掛け声は、役者への声援だけでなく舞台演出の1つ
 
歌舞伎大向こうの会 弥生会の堀越さんは、
25歳の若さで異例のスカウトされた
幼い頃から歌舞伎が好きで、その日も客席から声をかけていた
すると休憩時間「ちょっと君!」
突然見知らぬおじいさんから声をかけられた
「君の掛け声は見どころあるよ。ぼくこういう者だけど。しょっちゅう来るんだったら うちの会長に紹介するよ」と名刺を渡された

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●歌舞伎が由来の言葉
 
・黒幕
夜のシーンや場面転換で使う黒幕を舞台裏から人が動かす
裏で手を引いて物事を動かす人の意味に転じた
 
・修羅場
合戦のシーンや男女の激しいやり取りを歌舞伎で修羅場と呼ぶことから
 
・どろん
怪談物で幽霊が退場する場面でドロンドロンと大太鼓が鳴ることから
それが、居なくなるに転じた
 
・大詰
歌舞伎は、昔 1本目は時代劇、2本目は世話物の2本立てだった
時代物の最後の場面を大詰と言った
 
・大喜利
歌舞伎は、昔 1本目は時代劇、2本目は世話物の2本立てだった
世話物の最後の場面を大切と言った
演技の良い言葉として大喜利に変化した
 
・差金
歌舞伎で蝶々などを飛ばす、それを差金と言う
 
・なあなあ
内緒話をするとき、「なあ」と言い、相手も「なあ」と答える
 
・楽屋
昔は、雅楽の人の部屋を楽屋と呼んだ
 
・幕を引く
 
●歌舞伎の休憩時間の幕間に食べられていたことから名付けられた幕の内弁当
ほかにも歌舞伎から生まれた弁当が、助六弁当
助六と揚巻という女性が登場する物語
助六弁当には、油揚げと巻き寿司が入っている

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