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京都大学:奥田昌子 医学博士による内臓脂肪を落とす方法
 
●脂質を抑える
脂質の代表 肉は、下処理で無駄な脂身をとったり、鶏肉の皮は切り落とす
調理は、揚げるよりも焼く、焼くよりも煮ることで脂肪の量が少なくなる
青魚に含まれるDHAやEPAは、内臓脂肪をつきにくくする働きがある
お酒と果物は脂質がほとんど入っていなくても脂肪を増やす要因となる
お酒は初期欲を高めるホルモンを胃と脳から分泌させ、内臓脂肪がたまるのを手伝う
果物に含まれる果糖は血糖値を上げないため脳に満腹シグナルが送られない
その結果、ついつい食べ過ぎてしまい肝臓で中性脂肪に変わる
内臓脂肪がつきにくい果物は、イチゴ
イチゴは果糖が少なく、ブドウ糖と果糖が結びついてできるショ糖も少ない
どうしてもフルーツが食べたいときは、イチゴがオススメ
 
●アディポネクチンを増やす
脂肪を燃やしてくれるのが、脂肪細胞から分泌される善玉物質アディポネクチン
しかし日本人の40%がアディポネクチンの量が少ない
アディポネクチンを増やす食べ物が、玄米と大豆
 
●生活の中で落とす
1、十分な睡眠をとる
睡眠が足りていない人ほど、肥満度が高いことが分かっている
睡眠不足になると胃から食欲を高めるホルモン:グレリンが分泌される
反対に食欲を抑えるホルモン:レプチンが
少なくなるので食べても食べても満腹感がない
 
2、運動する
内臓脂肪を減らす男性ホルモンは、運動をすると確実に増える
運動すれば女性でも脂肪は燃やせる
有酸素運動をする前に筋トレを10分間 汗ばむ程度 行うと
内臓脂肪が落ちやすくなる

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●モイストヒートが中心の和食は、老化予防に効果的
食品に含まれる糖とタンパク質を加熱すると老化の原因物質のAGEができる
AGEは調理法によって生成される量が変わることが分かっている
 
和食は、煮る、茹でる、蒸すなど
モイストヒートと呼ばれる水を使う調理法が中心
一方、海外では、焼く、揚げるなど
ドライヒートと呼ばれる水を使わない調理法が中心
老化の原因物質AGEは、高温で加熱すればするほど多くなる
モイストヒートよりもドライヒートの方が温度が高い
海外よりも和食の方が、AGEが少なく老化予防に効果的な食事
 
焼く、揚げるではなく蒸す、茹でるは、
AGEの摂取量の約50%をカットできる研究結果も報告されている
 
●和食には、長寿ホルモン:アディポネクチンが豊富
動脈硬化、メタボ、糖尿病を予防する効果など長寿には欠かせない働きがある
アディポネクチンを増やす主な食品は、雑穀、大豆食品、緑茶、海藻、青魚
青魚に含まれるEPAが、アディポネクチンの分泌量を増やすと考えられている

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