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●ニンニクが、がん予防に効果的な食品であることが分かった
アメリカの国立がん研究所が、
がん予防に効果的な食品を調査したところ、
ニンニクに含まれるジアリルトリスフィドなどの成分が、
がん細胞の増殖を抑えてくれることが分かった
さらに発がん性物質を体内から排除する酵素の働きを活性化する効果も期待できる
 
食べる量は、1日ひとかけらが目安
 
有効な成分は、ニオイに含まれているので、無臭ニンニクは効果がない
 
●がん予防のため食材のカビに気をつける
特に輸入されたピーナツやトウモロコシに入ることが多いアフラトキシンは、とても発がん性が強い

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2004年、アフリカ ケニアで不可解な事件が起きた
農村地帯に住む人々が突然 体の不調を訴え、次々と病院に搬送された
その数、317人
その全員が、目が黄色く変色、お腹に大量の水が溜まっていた
1カ月もたたないうちに1人が死亡
その後も次々と死亡者は増え、半年間で125人が亡くなった
 
解剖を行った結果、肝臓がカチカチに硬くなり、
ほとんど機能していなかったことが判明
 
原因は、殺人カビであることが後に分かる
彼らの主食としていたトウモロコシの粉にカビが付着していた
 
国立医薬品食品衛生研究所 吉成知也 博士によると
殺人カビは、アスペルギルス・フラバス
主に亜熱帯 熱帯地域の土の中で発生する
このカビが作る毒は非常に強く、
体内に入ると肝臓をピンポイントで攻撃し、
肝細胞を死滅させる特性を持つ
 
トウモロコシに付着し、水などで洗い流しても
カビは落ちるが、毒だけが残る
さらに毒は、100度で加熱しても分解せず、
200℃以上で加熱しないと毒は分解しない
 
アスペルギルス・フラバスは、トウモロコシ以外でも
ナッツ類、ドライフルーツ、胡椒などの香辛料、
米などの穀類にも発生することがある
 
日本で生産されている農作物には、汚染が確認されていない
しかし輸入品が汚染されていないとは言い切れない

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