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●ラッコが前足で目を隠すのは、寒いから
ラッコは、冷たい北の海に生息している
厳しい寒さに対応するため体毛が進化を遂げた
人は一つの毛穴から1本~5本の毛が生えるが、
ラッコは、約70本の毛が生えるおり、全身の毛の量は、約8億本
最も毛の密度が高い動物と言われている
ラッコは毛づくろいで密集した毛の間に空気を入れる
毛の間に溜め込まれた空気は、浮き輪の役割を果たし、
海に浮かびやすくする上に
冷たい水が皮膚に触れないよう断熱材のような役割も果たしている
しかし、そんなラッコの前足の内側には、肉球状でほとんど毛が生えていない
そのため冷たい水に体温を奪われないように前足を目にあてて寒さをしのいでいる
目にあてる他にも、両手を口にあてたり、合掌したり、
頬にあてたり、ずっと前足をあげているラッコがいることも
 
●ラッコは大食い
1日のエサの量は、約7㎏
ラッコは皮下脂肪がほとんどなく、
1日に体重の1/4のエサを食べ、熱を作り出して体温を維持している

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●日本の水族館からラッコがいなくなりつつある
現在、全国で10頭しか飼育されていない
1994年には全国で122頭(28施設)飼育されていたが、
ワシントン条約で国際取引が規制されて以来、数が減少している
 
数年後には動物園からゾウとゴリラがいなくなってしまうかもしれない
2030年には、日本のアフリカゾウが7頭、
ゴリラが6頭まで減少するという予測がされている
アフリカゾウやゴリラは、繁殖や輸入が難しく、
新しく子供を産まないまま高齢化が進んでしまう
 
●海岸から灯台が無くなりつつある
最近の船は、GPSで位置確認するのが一般的となったため
15年間で160基以上の灯台が廃止されている

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●ラッコが貝ばかり食べるのは、魚を獲るのが苦手だから
 
ラッコは冷たい北の海に生息している
 
厳しい寒さに対応するため、
1つの毛穴から70本以上の毛が生えるよう進化した
 
しかし毛の量が多いために、
水分を多く含み素早く泳ぐことができなくなった
水にも浮かびやすく潜っていられる時間も1~2分程度
 
そのため同じ海域にいる鮭やニシンなど動きが早い魚を捕まえられない

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