三毛猫」タグアーカイブ

1956年に派遣された第一次南極観測隊をモデルとした映画「南極物語」
南極に置き狩りにされながらも生き抜いたタロとジロを描いた映画
 
この第一次南極観測隊には、カナリヤと三毛猫のたけしも同行していた
犬はソリを引くために、カナリヤは
臭いを感知するために連れて行かれたが、
三毛猫のたけしは、ただ隊員を癒すために連れて行かれた
 
そもそも、三毛猫のたけしは、南極に行く予定はなかった
 
三毛猫のオスは珍しく、古くから船の守り神とされてきた
南極観測隊が出航すると知った女性が、
動物愛護団体にいたたけしを船に乗せてくださいとお願いし、
出航の2日前に南極に行くことが決まった
 
帰国する1年後、迎えに来た船が、氷に阻まれ基地までたどり着けなくなる
基地から船へはヘリで輸送することに
観測データと最小限の私物しか持ち帰られないことになった
三毛猫のたけしは、まだ1歳で小さかったため、
何とか乗ることができ日本に帰ることができた
帰国したたけしは、懐いていた隊員と暮らす予定だったが、
日本に帰ってすぐに行方不明に
その後、誰もたけしには会えていない

(187)

スポンサード リンク
●この世に存在する三毛猫の99.9%は、メス
 
三毛猫の子供が生まれる場合、模様は親からの遺伝で
メスは、白黒、白茶、白黒茶(三毛猫)の
3つの模様の子供が生まれるのに対し、
オスの模様は、白黒、白茶のみ、遺伝的に三毛猫は生まれない
 
ごくまれに突然変異でオスの三毛猫が生まれることがあるが、
確率は数万匹に1匹と言われる
 
珍しいオスの三毛猫は、昔から幸運を運ぶと言われ、
大漁や無事故を祈って船に乗せていた
日本初の南極観測隊と共に南極にも同行した

(453)

スポンサード リンク