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巣鴨と言えば、おばあちゃんの原宿
巣鴨地蔵通り商店街には、年配者向けの衣料品店や甘味処が軒を連ねている
連日、大勢のお年寄りで大盛況
巣鴨がお年寄りも街となったきっかけは、とげぬき地蔵尊がある高岩寺
元々 上野駅の目の前にあった高岩寺は、区画整理に伴い、
1891年(明治24年)に巣鴨に移転した
当初は、参拝客が少なく、頭を痛めていた
寺の関係者が、参拝者を集めるために とげぬき地蔵尊と書かれた扇子を当時 開通したばかりの路面電車の座席の上に、
わざと置き忘れ、誰かに拾ってもらう広告を繰り返し、徐々に参拝者が増え始めた
人々の病気や悩みのとげを抜く御利益がある とげぬき地蔵尊のおかげで、お年寄りに人気の寺となった
昭和に入ると年配者向けの商売を始める店が増え、全国から大勢のお年寄りが集まるように

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中国に渡って仏教を学び、帰国後、
天台宗の開祖となった最澄が開いた比叡山
 
その比叡山にある延暦寺には、
1200年もの間 燃え続ける不滅の法灯がある
 
毎日 朝夕に燃料の菜種油を絶やさないように足し続けている
気を抜くと燃料が断たれ、火が消えてしまう
 
これから生まれた言葉が、油断大敵

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●鬼と呼ばれた僧侶:元三大師
 
平安時代、比叡山延暦寺を建て直した実在の僧侶
その昔、平安京を襲う疫病を、元三大師が鬼の姿に変わり、
疫病を振りまく神々を追い出した
その伝承は今でも各地で生きており、
厄除けのお札として親しまれている
元三大師が鬼の姿に変化した像が廬山寺に安置されている
 
その像は、見る人の心を見透かす像として知られている
元三大師の鬼大師像を見て、
笑っていると思った人は、心が穏やかな状態
厳しい顔に見える人は、悩みがあると言われている
 
ちなみに、元三大師は寺社のおみくじを考案したとも言われている
昔は僧侶が1~2時間かけて答えていた

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