砂肝」タグアーカイブ

●砂肝の名前の由来は、本当に砂が入っているから
 
鳥類は、基本的に歯がない
噛まずに餌だけでなく砂も飲み込むので、
飲み込んだものをすり潰す臓器がある
それを砂嚢(砂肝)という
 
全ての鳥類が砂礫などを飲み込んでいるわけではないが、
砂礫を飲み込んで、砂嚢中でそれらを歯の代わりとして、
植物の種などの食べたものを砕き、消化の助けとする
砂嚢に飲み込まれている砂礫は胃石と呼ばれ、
咀嚼とあわせて胃の中を洗浄する機能も果たしている
 
砂で餌をすり潰す際についた強い筋肉が、砂肝特有の食感を生んでいる

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鳩が、何もなさそうな地面をつついているのをよく見かける
 
小鳥のセンター病院:池谷真樹によると
●鳩が地面をつついているのは、地面に落ちている小石を食べているから
 
鳩には歯がないため、食べ物を噛み砕くことができない
丸ごと飲み込んだ食べ物は、
人間でいう胃にあたる砂嚢という器官に送られる
砂嚢には、普段からつついていた小石や砂を溜め込んでおり、
筋肉と小石で人間の歯と同じように食べ物をすりつぶす
 
細かくなった食べ物は、腸に送られ消化吸収される
砂嚢で使われた小石もすり減ると排出されるため、
常に新たな小石を体内に取り込んでいる
 
ちなみに焼鳥の砂肝は、鶏の砂嚢

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