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●埼玉の小学生は、6B以上の鉛筆を使っている
 
埼玉の文房具店では、6Bなどの濃い鉛筆が充実している
さらに埼玉限定で販売されている10Bは、
通常の4倍もの価格だが、生徒の憧れの的
 
埼玉県は、全国で唯一、鉛筆で行う習字の硬筆の展覧会がある県
 
学校でも展覧会に向けた書写という硬筆の時間が設けられており、
埼玉の小学生は、日常的に濃い鉛筆を使っている

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●鉛筆削りが普及したのは、浅沼稲次郎暗殺事件がきっかけ
 
1960年10月12日、社会党委員長の浅沼稲次郎が刺殺された事件が起きた
 
2500人の聴衆で埋まった日比谷公会堂
17歳の右翼の少年は、午後3時頃演壇に立った浅沼委員長の左胸を
持っていた刃渡り33センチメートルの銃剣で浅沼委員長の胸を2度突き刺した
 
この演説会は、NHKのラジオ第1放送で生中継され、
さらに事件の生々しい様子を収めた映像を放送され、世の中に衝撃を与えた
 
当時、鉛筆はナイフで削っていたため、子供はみな持っていた
この事件をきっかけに「子供に刃物を持たせない運動」が始まる
以降、安全な鉛筆削りが普及した

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鉛筆の芯は、黒鉛で出来ている
黒鉛は石炭が火山活動で変化した塊
 
1550年代、イギリスで羊飼いが偶然発見し、
自分の羊に印をつけるために
黒鉛に羊の皮を巻いて紐で縛り使用された
 
羊飼いが見つけた黒鉛の噂を聞き付けたエリザベス1世は、
ヨーロッパ中に輸出し、
大儲けしたイギリスは、大国へと成長する
 
その後、鉛筆は形を変え、
オランダの商人が献上し、日本の徳川家康の下に渡る

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宝くじ売り場、ゴルフのスコアカード、馬券売り場で使われている
マークシートを塗りつぶすのに
欠かせないプラスチック製の使い捨て鉛筆
全国のJRAでは、年間1000万本が消費されている
 
●プラスチック製の使い捨て鉛筆の正式名称は、ペグシル
 
開発、そして日本で唯一生産している岡屋株式会社
ゴルフ場の芝を直すペグに鉛筆の芯を付けて
ペグ+ペンシル=ペグシルと名付けられた
元々はゴルフ用品として開発された
 
昔、ゴルフのスコアカードを書くとき、短い鉛筆を使用していたが
冬場はかじかむので、替わりになるものを探していた
先代の社長が、牛乳瓶の栓抜きが
スコアカードに形状がぴったりだったことから
栓抜きの針を鉛筆の芯に替えるアイデアを発想した

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