食パン」タグアーカイブ

東日本では薄切り食パンが好まれ、
西日本では厚切り食パンが好まれている
 
日本で初めてスライスした食パンを販売したのは、銀座木村屋
その枚数は、8枚切り
●日本で初めて販売されたスライスした食パンは、8枚切り
終戦後、昭和32年、GHQがサンドイッチを作りたいと
8枚切りの食パンを銀座木村屋に注文
これが8枚切りの食パンを販売するきっかけ
8枚切りの食パンは日本全国に普及
 
昭和35年、神戸屋が6枚切りキャンペーンを行った
当時、まだご飯が主流で、朝食にパンを食べてもらうため、
食べ応えがあるようにと6枚切りを広め、大ヒット
 
大阪を中心に朝食をご飯食からパン食に変える人が増えた
さらに4枚切り、5枚切りを販売したところ、大ヒット
西日本では朝食に食パンの文化が根付いた

(211)

スポンサード リンク
●食パンの名の由来
 
日本にパン屋ができた明治時代、美術学校の近くパン屋では、
焼き立てのパンは、食べるために販売し、
焼いてから時間の経ったパンは、
木炭デッサンを消すためのパンとして安く販売していた
 
しかし木炭デッサンを消すためのパンを
食べるパンと勘違いして購入する人が増え、クレームが続出
 
そこで2種類のパンを区別するために
消す用のパンを「消しパン」
食べるためのパンを「食パン」と名付けた

(467)

パン職人:青木隆によると
●四角い食パンと山型の食パンの違い
 
型に入れて発酵させた生地に蓋をして焼くのが四角い食パン
蓋をしないで焼くのが山型の食パンになる
 
蓋をした四角い食パンは、
水分の蒸発が少ないのでモチモチした食感になる
焼かずにサンドイッチにするのがオススメ
 
蓋をしない山型の食パンは、
蓋をしていない分、上に膨らみ水分が多く蒸発する
四角い食パンより表面に出来る気泡が大きい
気泡が大きい分、中まで熱が入りやすいため、
トーストにするとカリッとした食感に仕上がる

(283)

●固まった砂糖をサラサラに戻す方法
スプーンを使ってガリガリしがちだが、
 
砂糖メーカーの三井製糖によると
●食パンを入れると固まった砂糖がサラサラになる
パンを適当な大きさにちぎり、
砂糖の容器の中に2切れ入れて、一晩置いておくだけ
 
砂糖は乾燥することで固まってしまう
食パンを容器に入れると食パンに含まれる水分が
砂糖を適度な湿気を与えてくれるのでサラサラに戻る
 
水をかけてもいいが、かける量が多すぎると
ドロドロに溶けてしまうので加減が難しい
食パンに含まれる水分が丁度よいという

(172)

東京製菓学校:高江直樹によると
・総菜パンの食べ頃は、焼きたて
総菜パンは冷めているよりも温かい方が美味しい
・デニッシュの食べ頃は、焼き上がってから3時間後
生地にたくさんのバターが使われているデニッシュは、
バターの香りと旨みが内部まで広がるに時間がかかるため
3時間後あ一番美味しく食べられる
・食パンの食べ頃は、焼き上がってから6時間後
焼きたての食パンは、水分が真ん中に集中しているため
外の耳は固すぎるのに中は柔らかすぎる
移管が経過するにつれ、水分が徐々に外側に移動
パン全体に水分が行き渡る
6時間後には、中はふわふわ、耳も程よい食感に
・ライ麦パンの食べ頃は、焼き上がってから翌日
焼きたてのライ麦パンは、生地の目が詰まっているため
炭酸ガスと水分がなかなか抜けていかない

(189)

スポンサード リンク