とげぬき地蔵尊が人気を得たのは、扇子をわざと置き忘れるプロモーションを繰り返したから

巣鴨と言えば、おばあちゃんの原宿
巣鴨地蔵通り商店街には、年配者向けの衣料品店や甘味処が軒を連ねている
連日、大勢のお年寄りで大盛況
巣鴨がお年寄りも街となったきっかけは、とげぬき地蔵尊がある高岩寺
元々 上野駅の目の前にあった高岩寺は、区画整理に伴い、
1891年(明治24年)に巣鴨に移転した
当初は、参拝客が少なく、頭を痛めていた
寺の関係者が、参拝者を集めるために とげぬき地蔵尊と書かれた扇子を当時 開通したばかりの路面電車の座席の上に、
わざと置き忘れ、誰かに拾ってもらう広告を繰り返し、徐々に参拝者が増え始めた
人々の病気や悩みのとげを抜く御利益がある とげぬき地蔵尊のおかげで、お年寄りに人気の寺となった
昭和に入ると年配者向けの商売を始める店が増え、全国から大勢のお年寄りが集まるように

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