串カツと串揚げは、元々別の料理だった

●串カツと串揚げは、元々別の料理だった
串に刺した牛肉に、ふんわり衣をつけて揚げたのが串カツの起源
1929年、串カツ発祥のだるまの初代店長が、
ブームだった牛肉のカツレツをヒントに
牛肉を串に刺してあげたのが始まり
串に刺したカツレツから串カツと命名
 
串揚げ発祥の店は、昭和12年創業の五味八珍
牛肉だけでなく豚肉やホタテなどの魚介類、
旬の野菜など様々な食材を揚げて提供していた
様々な食材を串に刺して揚げることから串揚げと名付けられた
 
しかしその後、串カツ屋も牛肉以外の食材も揚げるようになり、
串カツと串揚げの違いが曖昧になってきた
 
ちなみに関東の串カツは、豚肉と玉ねぎを交互に刺して揚げたもの
関西の串カツが誕生する少し前、1920年代に串カツが東京で誕生していた
東京にあったとんかつ屋が、豚肉を切った時に出る切れ端肉を
利用できないかと考え、豚肉と相性の良い玉ねぎを刺して揚げたのが始まり
串カツは人気になり、次第に関東のとんかつ屋に広まった

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