十二支の動物は、文字の形や意味合いから当てはめられた

12年をひと周期する十二支は、子・丑・寅・卯・辰・
巳・午・未・申・酉・戌・亥の12の漢字からなり、
それぞれ子:ねずみ、丑:うし、寅:とら、卯:うさぎ、
辰:りゅう、巳:へび、午:うま、未:ひつじ、申:さる、
酉:とり、戌:いぬ、亥:いのししの12の動物があてられている
 
十二支は、紀元前1600年ころ、中国 殷の時代に作られた
12の漢字は、動物を表す漢字ではなかった
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥は、
それぞれ一番目、二番目、三番目…という順番を表す漢字だった
しかし当時の中国では、漢字が分からない人がたくさんおり、
漢字が分からない人でも十二支を覚えられるように
それぞれの漢字に12の動物を当てはめて覚えやすくした
 
●十二支の動物は、文字の形や意味合いから当てはめられた
子は、子どもの「子」とも読める
たくさん子どもを産む身近にいる動物が、ねずみだった
巳は、へびのような形をしているため、へびを当て、
卯は、形がうさぎの耳に似ているから、うさぎを当て、
申は、人間のあばら骨に似ていることから、
人間に一番似ている動物さるとなった
と文字の形や意味合いから12の動物に当てはめた
 
日本には、6~7世頃 飛鳥時代に伝わり、現在も使っている十二支となった
 
亥は、中国では豚が当てはめられている
十二支が伝わった当時、日本には豚がいなかったため、
豚に似ていたイノシシが当てはめられた

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