日本人が卵を食べるようになったきっかけは、1000年前の京都

日本人が本格的に卵を食べ始めるようになったのは、江戸時代からで、
それ以前は、殺生を嫌う戒める仏教の影響で
遠ざけられてきたと言われてきた
しかし、歴史学者:磯田道史によると
●1000年前から貴族が卵を食べていた
後白河上皇や平清盛の時代、
清盛の親戚になる七条修理大夫(藤原信隆)という公家が、
最初に1000羽の鶏を飼い、
その後4500羽まで増えたと源平盛衰記に記されている
それだけ飼っていた鶏の卵は、
権力を有する後白河上皇や平清盛が食べていたと考えられる
卵は憧れの食材となり、京都で卵文化が華を開いた
 
●庶民に卵が手に届くようになったのは、江戸中期 田沼時代
この時代になると卵の流通を管理する役所:卵会所が登場する
この役所は、茨木県の水戸にまであったと言われている
現在の価格で1個約1000円近い値段だった
栄養があるため高給で憧れの食べ物だった

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