明朝体とは、木に彫りやすいようにアレンジされた文字

令は、下が「マ」と「刀」のような形の2種類の書き方がある
先に誕生したのは「マ」の「令」
命令や指令などの熟語に使われるように「いいつける」という意味もある
建物の下でいいつけを聞いている様子から生まれた象形文字
7世紀くらいには、現在の形になっている
「刀」のような「令」は、16世紀 中国の明時代に作られた
そのきっかけは、木版印刷
当時は、木に文字を掘って版画のように印刷して書物を作っていた
木を彫る際、「令」の「マ」は彫りにくい
斜めを直角に木目に沿って掘りやすいように変化し、
「刀」のような「令」が誕生した
これを明朝体という
木に彫りやすいようにアレンジされた文字のこと
それが印刷物として広まり、
明の王朝の時に作られた書体なので明朝体と呼ばれるようになった

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