偶然が重なった桔梗信玄餅の成功

●偶然が重なった桔梗信玄餅の成功
明治22年に創業した和菓子店:桔梗屋本店
昭和43年に開発した「桔梗信玄餅」
今までにない風呂敷包みのパッケージで
山梨県を代表するお土産になった
1日10万個を生産し、売り切れるほどの人気
開発したのが、4代目社長:中丸眞治
その妻、中丸輝江が6代目社長を務めている
●桔梗信玄餅と武田信玄は全く関係がない
将来 山梨を代表するようなお土産になってほしい願い、
山梨県民が敬愛する武田信玄の名を拝借したという
●偶然が重なった成功
発売した昭和43年の翌年に、たまたまNHKの大河ドラマで
上杉謙信と武田信玄の戦いを描いた「天と地と」の放送があり、
空前の武田信玄ブームが起き、
それに伴い桔梗信玄餅の売上が増加
放送される前は、年商2000万円だったが、
放送後、年商が6000万円
さらにその翌年に年商1億2000万円に、
現在は年商60億円
●風呂敷のような包み方
本当は、ちゃんとした包装を機械で行いたかったが、
高い機械を買うお金がなく、仕方なく手作業で結んでいたという
現在も手作業で結んでいて、1日10万個を32人で包んでいる

(299)

スポンサード リンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

スポンサード リンク