野口英世が、清作が英世に改名したワケ

細菌学の研究に従事し、黄熱病や梅毒の研究で知られる野口英世
実は、野口英世の元々の名前は、野口清作
 
●野口清作が英世に改名したワケ
坪内逍遥の流行小説「当世書生気質」と出会ったことがきっかけとなった
その本を読んで野口は驚いた
その内容は、田舎から出てきた秀才の医学生が、
女と酒にハマり、自堕落な生活を送るというもの
その主人公の名前が、野々口精作
さらに小説の精作は、最期 自暴自棄になって自殺してしまう
 
まるで自分の末路を書かれているようで怖くなった
野口はこの小説の主人公と無関係であることを示すために改名を決意した
 
しかし簡単に改名を認められない時代
改名を許された条件が、同じ村に同じ名前の者がいる場合
そこで野口は、たまたま同じ村で生まれた清作という赤ん坊を探し出し、
強引に野口家の養子縁組をした
こうして同じ村に2人の野口清作が誕生させ、役所に訴え、英世に改名した

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