雅楽から生まれた慣用句や言葉

1300年、変化することなく今に受け継がれる雅楽
世界最古のオーケストラと言われる
宮内庁式部職楽部に伝わる重要無形文化財
そんな雅楽から生まれた言葉が、いくつもある
 
・コツをつかむ
笙という楽器には、ひとつひとつ名前がついている
そのひとつにコツという音がある
薬指を伸ばさないと吹けないコツを出すのは難しい
コツを掴めるようになったとことが、
要領を得るという意味に
 
・打ち合わせ
打ちとは、打楽器のこと
管楽器に弦楽器が合わさり、
最後に打楽器を合わせてリハーサルを行った
最後のリハーサルを、打ち合わせと言った
 
・ろれつが回らない
雅楽では、メロディのことを呂律と言う
呂律が上手く演奏できない様子を ろれつが回らないと言う
 
他にも、千秋楽、楽屋、塩梅、二の舞、やたら、
音頭をとるといった言葉も雅楽に端を発する

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