ねずみ小僧は、庶民にお金を配っていない

大金持ちから盗んだお金を貧しい庶民に
配るヒーローとして描かれているが、
●ねずみ小僧は、庶民にお金を配っていない
10年間で99カ所、122回も盗みに入り、被害総額は3000両
3000両は、現在の金額で3億円に相当する
 
当時の取り調べの様子が、御仕置例類集に記されている
盗んだ大半のお金を、酒、女、ギャンブルで使ったと供述している
 
●なぜ ねずみ小僧が、江戸庶民にヒーロー視されたのか?
それは武家屋敷だけを狙い、盗みに入っていたから
当時も格差社会で、武家と庶民の格差が問題になっていた
 
武家屋敷は警備を厳重にすると幕府に
謀反の疑いをかけられてしまうため警備が手薄だったと考えられる

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