水揚高9位の山口県の名物が、ふぐになったワケ

ふぐの水揚高の1位は石川県、山口県は9位
たいして水揚高のない山口県の名物が、ふぐになったのか?
 
●ふぐが下関の名物になったのは、伊藤博文のおかげ
そもそも毒を持つふぐは、
400年前、豊臣秀吉の河豚食用禁止令によって食べることが禁じられてきた
明治20年、下関にある老舗旅館 春帆楼に
初代内閣総理大臣:伊藤博文が訪れる
女将は盛大にもてなそうとしたが、
海があいにくの大しけで漁に出られず、魚が用意できなかった
困り果てた女将は、禁じ手のふぐを振舞った
大いに気に入った伊藤博文は、「この魚は何だ?」と聞いた
「ふぐでございます」死罪も覚悟した女将だったが、
「なぜこんなに美味い魚を禁じてるんだ」
あまりの美味しさに感動した伊藤博文は、下関限定でふぐ食を解禁した
そのため下関には、ふぐを扱う店が次々と誕生
そして料理人や加工業者が集まり、下関はふぐの名所に

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