ピアノが黒く塗られるようになったのは、日本の漆器がきっかけ

シーボルトがオランダに持ち帰った日本のコレクション
それらは、ジャポニズムとして18世紀の西洋を席巻
 
葛飾北斎の絵は、モネやゴッホなど印象派の画家に影響を与えた
 
黒く艶のある漆器は、上流階級の貴族が魅せられ、
漆塗りそのものをジャパンと名付けたほど
 
19世紀、西洋では漆を手に入れるのが難しかったため、
ラッカーを塗り重ねて漆のような艶を出す技術が開発された
 
元々、ピアノは木目が見えるように仕上げるのが主流だった
しかし日本の漆器に魅せられた西洋の貴族たちが、
ピアノを漆のように黒くすることを求め、以来 黒が主流となった
 
ちなみに東京にあるオランダ大使館は、
長崎の出島を模して造られている

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