エレベーターが故障したことで開かれた明治時代のミスコン

●エレベーターが故障したことで開かれた明治時代のミスコン
 
明治23年、現在の花やしきの近くに建てられたショッピングビル:凌雲閣
高さ52m、12階建て
当時 日本一高い建物で、東京を一望できる展望台として人気を得た
さらに日本初のエレベーターが作られたことから話題になった
 
しかし、エレバーターが故障し、翌年に使用中止になる
そのため12階にある展望台の観光客が激減した
客を取り戻さなければならないと
起爆剤として企画されたのが、ミスコンだった
展望台に東京中の美人芸妓100人の写真を貼り、
入場券と引き換えに投票券と交換
芸妓の名前を書いて投票するシステム
当時も大ファンの男性が1人で
50枚分の入場券を購入した記録が残っている
見事、1位に輝いたのは、新橋にあった玉川屋 玉菊(17歳)
 
その後、凌雲閣は、1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊した

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