築地市場が誕生したきっかけは、築地本願寺と関東大震災

築地、文字通り、地を築くと書いて築地、元々は海だった
 
江戸の半分が焼けた明暦の大火で浅草の南側にあった本願寺の本堂が焼け落ちた
江戸幕府による区画整理のため旧地への再建が許されず、
その代替地として八丁堀沖の海上が下付された
そこで佃島の門徒が中心となり、
本堂再建のために海を埋め立てて土地を築いた
その場所が、築地
 
その後、その周辺には、海軍大学校や外国人のための建物が建てられた
 
日本橋魚河岸は、江戸幕府に魚を納めた余りの魚を
市中で売ることを許された漁民、商人が
船による運送の便のよい日本橋の河岸周辺に集まって発展してきた
 
1923年9月1日に起きた関東大震災で東京は壊滅した
同12月、水運、陸運に恵まれていた旧外国人居留地や
海軍大学校の土地を借り受けて、
臨時の東京市設魚市場を開設したのが、築地市場の始まりとなる

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