ブラック企業は脳の認知的不協和を利用している

脳科学研究家:中野信子によると
●ブラック企業は脳の認知的不協和を利用している
 
簡単で退屈な軽作業をし、3000円を支払う群と500円を支払う群で分ける
報酬を支払った後にアンケートに答えてもらう
3000円を支払う群は、素直に退屈だったと答えたのに対し、
500円を支払う群は、意外にも楽しかったと答えた
 
3000円を支払う群には、2つの思いが巡る
退屈で大変な作業だった、
でも作業に見合った報酬が貰えたと納得し、
特に悩むことなく退屈な作業だったと素直な感想が生まれる
 
一方 500円を支払う群にも2つの思いが渦巻く
退屈で大変な作業だった、それなのに報酬が少なすぎると納得できない
この2つの矛盾した状態を認知的不協和と言う
この場合、何とか自分を納得させようとどちらかの考えを変えてしまう
退屈で大変だったけど楽しかったかもしれない
→少ない報酬でも満足と脳が勝手に妄想を作り出してしまう

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