Category Archives: 発祥/起源/きっかけ

1983年9月1日、大韓航空の旅客機がソ連の領空を侵犯
その数分後、ソ連の戦闘機からミサイル攻撃を受け墜落した
日本人28人を含む269人が犠牲となった
 
●大韓航空機撃墜事件をきっかけにGPSが世界で使われるようになった
 
この事件の前からGPSはアメリカ空軍が軍事用に開発していたが、公表はされていなかった
GPSが登場する前、航空機などの位置情報は、
基地局から無線の電波を受け、距離を測ることで把握していた
しかし精度は低く、最大5㎞の誤差が生じた
この誤差が大韓航空機領空侵犯の原因だった
不運が重なり、管制塔からの指示が届かなかった
ソ連は、旅客機には何度も警告したが、無視したため撃墜したと主張
犠牲となった269人のうち、韓国105人、アメリカ62人、日本28人だった
 
この事件から11日後、レーガン大統領は、
軍事衛星による航法システムを世界の民間旅客機に無料で利用させると声明を出した
軍事衛星による航法システムとは、GPS
 
今やGPSは、カーナビや携帯電話に搭載されている

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カレンダーに書かれている大安、仏滅、赤口、先勝、
友引、先負は、六曜という中国から伝わった占い
6つの日は、縁起の良い順が決まっている
 
●六曜の縁起の良い順
大安→0時から24時まで縁起が良い吉
友引→11時から13時までが凶で、それ以外の時間帯は全て吉
先勝→0時から12時までは吉。12時から24時は凶
先負→0時から12時までは凶。12時から24時は吉
赤口→11時から13時までが吉で、それ以外の時間帯は全て凶
仏滅→0時から24時まで縁起が悪い凶
 
●六曜がカレンダーに載るようになったきっかけ
元々 暦に占いを載せる文化は昔からあったが、六曜ではなく
運勢を12パターンから占う十二直や
30パターンから占う納音(なっちん)など
六曜よりも複雑な占いが主流だった
庶民にとって占いは、生活の指針となっていた
しかし占いを信じ込むあまり、
賭博でお金を使い過ぎてしまうなど身を滅ぼす人が続出
 
明治5年、政府は占い禁止令を発令した
国民が根拠のない占いに惑わされているうちに
諸外国に遅れをとってと危惧し、暦に載っていた占いを全て禁止した
そこで暦屋は、禁止されていない六曜を載せた暦を売り出す
運勢が6パターンしかない六曜は、
単純でつまらないと全く人気がなく、
占い禁止令の対象に入っていなかった
生活の指針や占いを失っていた人々にとって
単純な六曜であろうと無いよりはマシと六曜が載った暦に殺到、
あっという間に全国に広まり、現在のカレンダーにも残っている

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2011年3月11日、東日本大震災
●携帯アプリ LINEは、東日本大震災がきっかけで開発された
この震災による犠牲者は1万9630人、行方不明者は2569人
固定電話 約120万回線、携帯電話 約1万5000の基地局が停止した
ニュースを見ていた技術者が、こんな災害でも
連絡が取れるシステムを作ろうと1か月半で完成させたのが、LINE
安否確認をするために既読機能を付加した
 
1995年1月17日、阪神淡路大震災
犠牲者 6434人、負傷者 4万3792人
救急医療の現場では、命の選別ともいえる治療中止の判断が下されていた
災害が起きると病院に最初に来るのは、歩ける負傷者、
その対応に追われていると次々と重傷患者が運び込まれてくる
この経験をきっかけに誕生したのが、トリアージ
●治療する順番を決めるトリアージは、阪神淡路大震災がきっかけで誕生した
トリアージとは、誰から治療するのか順番を決めること
助かる見込みなし、最優先治療、非緊急治療、
軽処置の4段階に分けられトリアージタグを患者の腕に巻く
トリアージは、東日本大震災で活用され、多くの命を救った

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トランペットやトローンボーンなどの管楽器は、
前に音が出るが、
ホルンだけ後ろ向きに音が出ている
 
●管楽器のホルンだけ後ろ向きに音が出るのは、狩りの名残り
 
ホルンの原型は、角笛
 
その後、コルノ・ダ・カッチャという楽器が誕生し、
馬で狩りに行くときに、
後ろの仲間に合図を送るために使われていた

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テーブルナイフは、刃の先が丸くなっている
元々は、包丁や果物ナイフと同じように刃先は尖っていた
●テーブルナイフの刃先が丸くなったワケ
刃先の丸いテーブルナイフが
使われるようになったのは、17世紀初めのフランス
当時、テーブルナイフを爪楊枝の代わりに使う人が多く、
マナーが悪さに腹を立てた当時のフランス首相は、
自分の家の食卓ナイフの先を全て丸くした
それをきっかけに刃先の丸いテーブルナイフが流行したと言われている

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築地、文字通り、地を築くと書いて築地、元々は海だった
 
江戸の半分が焼けた明暦の大火で浅草の南側にあった本願寺の本堂が焼け落ちた
江戸幕府による区画整理のため旧地への再建が許されず、
その代替地として八丁堀沖の海上が下付された
そこで佃島の門徒が中心となり、
本堂再建のために海を埋め立てて土地を築いた
その場所が、築地
 
その後、その周辺には、海軍大学校や外国人のための建物が建てられた
 
日本橋魚河岸は、江戸幕府に魚を納めた余りの魚を
市中で売ることを許された漁民、商人が
船による運送の便のよい日本橋の河岸周辺に集まって発展してきた
 
1923年9月1日に起きた関東大震災で東京は壊滅した
同12月、水運、陸運に恵まれていた旧外国人居留地や
海軍大学校の土地を借り受けて、
臨時の東京市設魚市場を開設したのが、築地市場の始まりとなる

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600年以上 ういろうを作り続ける外郎家
小田原にあるういろう本店は、
多数の棟を配置し屋根を重ねる八棟造り
現在の店舗は、平成に改築されたものだが、
500年前から外郎家は代々八棟造りを守っている
 
室町時代 三代将軍の足利義満の下、幕府に仕えていた外郎家
海外の使節団が日本にやってきた際、
外交を担当していた外郎家の2代目が、
もてなし菓子として作ったのが、ういろうの始まり
当時は、高価な栄養剤だった黒糖と米粉を合わせて蒸したお菓子
現在も無論地時代と同じ製法で造られている
 
●歌舞伎演目 外郎売
外郎家の家伝薬で二代目 市川團十郎の喉の病が治り、
小田原まで尋ねて来た
この薬を歌舞伎の演目として創作してはどうかと、
十三代目の外郎家当主に掛け合ったが、「宣伝は困る」と一度は断った
「正しい薬を服用してもらう必要がある」と説得され、創作を許可した
こうして歌舞伎演目「外郎売」は、二代目 市川團十郎に創作される
現在も外郎売を演じる時には、市川家は代々外郎家に挨拶に来る
 
薬によって喉の病から回復し活舌が良くなったことから、
外郎売には早口言葉が多く盛り込まれている

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●硬貨の縁にギザギザがつくようになったワケ
江戸時代に使われていた大判小判
大判小判は、本物の金で造られていた
縁にはギザギザがなかったため、大判小判縁削り事件が多発
縁を少しだけ削り取って削りカスを質屋に持っていき、お金と交換
バレない程度に縁を削った大判小判も普通に店で使う
明治時代になると金貨と銀貨が発行されたときに
削られるのを防止するために縁にギザギザを付けた
 
●50円玉、100円玉、500円玉の縁にギザギザがついているワケ
50円玉、100円玉、500円玉は、金や銀で造られていない
ギザギザが作られるきっかけは、昭和26年のギザ10
当時は、1円玉や5円玉しかなく新しく造られた10円玉が
一番金額が高く、偽造防止のために縁にギザギザがつけられた
昭和30年、一番高い50円玉が発行され、
偽造防止のために縁にギザギザがつけられた
昭和32年、一番金額が高い100円玉が発行され、
偽造防止のために縁にギザギザがつけられた
昭和57年、一番金額が高い500円玉が発行されたが、
ギザギザよりも、さらに偽造されにくいNIPPONと500の文字が側面に刻印された
しかしギザギザがついていたほうが、偽造されにくいということで
平成12年に斜めギザギザからつけられた
 
●50円玉と100円玉の縁にギザギザを残したワケ
50円玉は、5円玉とほぼ同じ大きさで穴も開いているので
触って5円玉と区別するためにギザギザが残された
同じ理由で100円玉も10円玉とほぼ同じ大きさなので
区別しやすいようにギザギザがついている

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●太陽光発電の歴史は意外に古い
 
誕生は、1954年 アメリカ ベル電話研究所
ピアソン、フラー、シャピンの3人の研究者が、
トランジスタの開発過程で副産物として偶然 発見
 
1958年に打ち上げられた人工衛星ヴァンガード
その電池として採用され初の実用化となった
ソ連の人工衛星の電池が
21日しかもたなかったのに対し、6年間も稼働した

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●ティーカップに取っ手がついている理由
 
紅茶は中国で生まれ、中国の人は、取っ手の無い茶器で飲んでいた
その茶器が紅茶と一緒に17世紀初頭にヨーロッパに伝わり、
中国と同じように取っ手のついていない茶器で紅茶を飲んだ
当時のヨーロッパでは、水は一度沸騰させて
殺菌しなければ飲めなかったため熱湯で紅茶をいれていた
 
キューバなどの西インド諸島で砂糖が大量生産され、
紅茶に砂糖を混ぜて飲む文化が誕生した
しかしその頃の砂糖は氷砂糖のように硬く、
溶けにくいため非常に混ぜにくかった
そこでカップをしっかり支えられるように取っ手が付けられた

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