サラダせんべいのサラダは、野菜のサラダのことではない
●サラダせんべいのサラダは、サラダ油のこと
大正時代に不純物の少ない食用油として開発されたサラダ油
当時、庶民の手には届かない高級品だった
そんな高級なイメージにあやかりたいと
1960年代、サラダ油に塩を混ぜて味付けする塩せんべいを開発
醤油せんべいより高級感があると人気を集め、たちまち定番の味付けに
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サラダせんべいのサラダは、野菜のサラダのことではない
●サラダせんべいのサラダは、サラダ油のこと
大正時代に不純物の少ない食用油として開発されたサラダ油
当時、庶民の手には届かない高級品だった
そんな高級なイメージにあやかりたいと
1960年代、サラダ油に塩を混ぜて味付けする塩せんべいを開発
醤油せんべいより高級感があると人気を集め、たちまち定番の味付けに
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きつねうどんは、狐の好物 油揚げがのっていることから命名されたが、
天かすしか入っていないうどんは、たぬきうどんと呼ばれている
●たぬきうどんの「たぬき」の由来は、天ぷらのたね抜き
江戸時代、天かすだけのうどんを
「たね抜きの天ぷらうどん」と呼ぶのが粋だった
それが次第に略されて「たぬき」と
呼ばれるようになったと言われている
その他にも、たぬきと天かすの色が似ているからなど諸説ある
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しらたきの原料は、こんにゃく芋の皮をむいて粉末状にしたこんにゃく粉
それを水を混ぜ合わせ、細い穴に通して茹で上げたのが、しらたき
細い穴を通す様子が白い滝のように見えることから、しらたきと名がついた
●しらたきと糸こんにゃくの違い
しらたきは江戸時代に関東で作られていたが、
糸こんにゃくは江戸時代に関西で誕生した
こんにゃく芋を皮ごとつぶして作った板こんにゃくを
細く切っていたのが、糸こんにゃくの始まり
ちなみに現在では糸こんにゃくもこんにゃく粉からしらたきと同じ製法で作られている
糸こんにゃくの色を再現するために、
こんにゃくの皮の代わりに海藻の粉末を混ぜている
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●新ショウガを収穫後 土に埋め直すと根ショウガになる
2mほど掘り、土とショウガをサンドイッチしながら埋める
新ショウガを土の中で寝かせることで
水分が抜けて辛みがより一層強くなる
土の中は温度と湿度を一定に
保つことができるので長期保存にちょうどいい
温度が18℃以上で発芽してしまい、10℃以下で腐ってしまう
さらに乾燥にも弱く湿度90%以上で保管しなければならない
しかしもう一度土に埋めるのは手間なので、貯蔵庫を使う農家も多い
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銀座にある明治28年創業の洋食 煉瓦亭
小説家 池波正太郎など多くの文豪が足しげく通った名店
看板メニューが「元祖ポークカツレツ」
日本で初めて提供されたトンカツ
●トンカツの付け合わせが、キャベツの千切りになったワケ
煉瓦亭4代目 木田浩一郎によると
それは人手不足を解消するため
最初に提供したトンカツの付け合わせは、
ブイヨンスープで煮込んだぶつ切りのキャベツだった
明治37年、日露戦争が開戦
店の男性従業員が徴兵され、人手不足になり、
茹でるのをやめて、ぶつ切りの生キャベツを提供
客から、美味しくないとクレーム
そこで茹でるよりも手間がかからない千切りで提供したところ、
ソースによく馴染み、トンカツにも合うと好評を得た
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餃子の形といえば三日月形
●餃子の形が三日月形になったワケ
餃子の三日月形は、お金をイメージしたもの
馬の蹄に似ていることから、馬蹄銀と呼ばれたお金
中国の明、清時代に納税や大きな取引でのみ使われていた貨幣
馬蹄銀は中国人にとって富の象徴
馬蹄銀の形に似せた餃子を食べることで
お金に恵まれることを願ったと言われている
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