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●ニンニクが、がん予防に効果的な食品であることが分かった
アメリカの国立がん研究所が、
がん予防に効果的な食品を調査したところ、
ニンニクに含まれるジアリルトリスフィドなどの成分が、
がん細胞の増殖を抑えてくれることが分かった
さらに発がん性物質を体内から排除する酵素の働きを活性化する効果も期待できる
 
食べる量は、1日ひとかけらが目安
 
有効な成分は、ニオイに含まれているので、無臭ニンニクは効果がない
 
●がん予防のため食材のカビに気をつける
特に輸入されたピーナツやトウモロコシに入ることが多いアフラトキシンは、とても発がん性が強い

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トキソプラズマとは、寄生虫の一種
 
ダートマス大学医学部:デビッド・ブジーク教授は、
トキソプラズマを利用して、卵巣がんやすい臓がんなど治療に取り組んでいる
 
トキソプラズマは、免疫細胞に指令を出す樹状細胞に優先的に侵入する
トキソプラズマは、たんぱく質を出して機能を調整、
するとがん細胞を攻撃する免疫細胞、T細胞が活性化することが分かった
 
このトキソプラズマの性質を利用し、
活性化したT細胞にがん細胞を攻撃させてがんを治療する
 
しかしトキソプラズマは、免疫力が落ちると体内で増殖してしまう恐れがある
そこで遺伝子組み換えで体内で増殖しないトキソプラズマワクチンを開発
このワクチンを卵巣がんのマウスに投与したところ、
がんの増殖を抑えることに成功した

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緑茶は、奇跡の飲み物として海外でブームになっている
●緑茶とミカンを毎日摂取している人は、がんの発症リスクが17%減少
緑茶を1日1杯以上飲み、さらにミカンなどの柑橘類を
毎日食べている人は、がんの発症リスクが17%も低い
 
●マドンナもハマっている蕎麦
蕎麦は食物繊維が豊富で血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので
太りにくくダイエットをサポートしてくれる
さらに美肌に欠かせないビタミンB2やタンパク質が豊富

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●ヨーグルトのビフィズス菌には、がん抑制効果がある
 
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌を摂取すると
がん細胞を死滅させるリンパ球が活性化し、
がん細胞の成長を抑制するとシカゴ大学の論文で発表された
 
もちろんヨーグルトには、副作用は全くない
現在、マウスの実験の段階だが、
腸内環境が、がんの治療に影響を及ぼすと注目を集めている
 
ヨーグルトの中には、ビフィズス菌が含まれていないものもある

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それは、がんを直接攻撃する抗がん剤とは違い、
免疫が持つ本来の力でがんを撃退する薬
免疫細胞には、アクセルとブレーキがあり、
アクセルを踏めば活性化して がん細胞を攻撃する力が強まり、
ブレーキを踏むと攻撃をやめてしまう
がん細胞は、この仕組みを利用し、
自らの手で免疫細胞のブレーキを押し攻撃を止めることで増殖していく
この仕組みに働くのが、免疫チェックポイント阻害薬オプジーボ
抗体が免疫細胞のブレーキに蓋をして
がん細胞がブレーキを踏めなくすると考えられている
そして免疫細胞が活性化し、がん細胞を攻撃する
 
全ての患者に効果があるわけではない
さらに重い副作用も報告されている
 
オプジーボが保険適用される がんは、悪性黒色腫、
非小細胞肺がん、腎臓胞がん、ホジキンリンパ腫、頭頚部がん

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強い日差しを浴びると体内時計をコントロールするホルモンが
減少するため睡眠不足になりやすい
 
アメリカの大学の研究によると
睡眠時間が6時間以下の人は、
風邪、脳卒中のリスクが約4倍になることが分かった
 
さらに睡眠不足が悪化し、
不眠症になると がんのリスクが約6倍になるという
がんを抑制するホルモンが分泌されなくなるためと考えられている

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東北大学が、約2万4000人の女性を7年にわたって追跡調査
睡眠時間と乳がんの関係を調査した結果
●平均睡眠時間が6時間以下の人は、7時間寝ている人より乳がんのリスクが1.6倍
睡眠時間と乳がんには相関関係があると考えられる
 
世界がん研究基金の調査によると
●1週間に500g以上の赤身肉を食べると大腸がんのリスクが高まる
 
ウィスコンシン大学の調査によると
●睡眠時の無呼吸は、がんの発生を4倍以上高める
 
愛知県がんセンターの報告によると
●1日1度しか歯を磨かない人は、2回以上 歯を磨く人より食道がんのリスクが29%増加する
口や喉には、発がん性物質アセトアルデヒドを作る細菌が存在する
歯を磨かないと細菌が増殖して、がんになる危険性が高まる

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体に侵入したウイルスや有害な物質を見つけて食べてくれる免疫細胞:マクロファージ
世界中でマクロファージの研究がされている
 
●マクロファージの効果
がん→がん細胞を食べることでがん発症のリスクが抑えられる
アルツハイマー型認知症→アルツハイマー型認知症の原因となる脳内のアミノイドβを
食べてくれる
他にもアトピー性皮膚炎、糖尿病2型、骨粗しょう症、花粉症に効果がある
 
●マクロファージはストレスに弱い
ストレスを溜め込むとマクロファージが働かなくなり、
ウイルスや有害な物質などが体の中に溜まってしまう
 
●マクロファージを元気にする
LPS(リポポリサッカライド)を摂取することでマクロファージを活性化できる
LPSとは、土の中で育つ野菜や海藻に含まれる成分
LPSを摂取することでストレスで動かなくなったマクロファージを元気にさせ、有害な
物質を食べてくれる
LPSは体では作られないので、食べ物から摂る必要がある
 
●マクロファージを元気にする食材
十割そば、玄米ご飯、キノコ類、海藻類に含まれる
そばの場合、茹でたときにLPSが溶け出すので、そば湯を飲むと効果
180℃以上の高温で調理をするとLPSは壊れてしまう

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●高額療養費制度とは、年齢や所得に応じて医療費が戻ってくる制度
健康保険証の下に書かれている社会保険事務所に
申請すれば医療費は、9割程度戻って来る
申請には治療費の領収書、保険証、印鑑、振込口座が必要
 
●傷病手当金
病気やケガなど仕事ができない場合、給料の約2/3を保証してくれる制度
支給期間は、最大1年6か月
健康保険証の下に書かれている社会保険事務所に申請
 
●がん治療ができる大きな病院にある がん相談支援センター
病院に通院していなくても困ったことや
分からないことがあれば窓口に行けば教えてくれる
 
●先進医療特約付き保険
健康保険が使えないがんの1000万円を超える高額な
医療費を助けてくれる民間の保険
一般的ながん保健に月額100円を足すと、
最大200万円もの高額な医療費を保証してくれる商品もある
 
●告知後に入れるがん保険もある
掛け金が割高になるが、高額な自己負担額の手助けになる

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●肝臓がんの原因の80%は、肝炎ウイルス
日本肝癌研究会のデータによると
C型肝炎ウイルス:65%
B型肝炎ウイルス:15%
アルコール:5%、その他:15%
 
●放っておくと肝臓がんになる肝炎ウイルス
ウイルスの感染によって肝臓が炎症し肝細胞が破壊される病気
肝炎ウイルスは、全てを取り去ることはできない
発症を抑えながら一生 付き合っていかなければならない
肝炎ウイルスで最も多い感染ルートが、
出産時に母親から感染する母子感染
B型肝炎ウイルスは、主に血液で感染する
母親自身、ウイルスに感染していても発症しなければ気付かないことが多い
1986年からB型肝炎ウイルスの母子感染防止対策がとられている
 
●肝炎ウイルスの種類
A型:感染ルートは食べ物で、感染原因は生牡蠣
B型:感染ルートは血液で、感染原因は入れ墨、ピアス、カミソリの共用など
C型:感染ルートは血液で、感染原因は入れ墨、ピアス、カミソリの共用など
D型:感染ルートは血液で、日本での感染は稀
E型:感染ルートは食べ物で、感染原因はシカやイノシシなどの生肉
 
●肝炎ウイルス検査
簡単な問診と採血だけ
無料で受けられる医療機関も多い

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