Tag Archives: のし

●「のし」の誕生
奈良時代、人々は天皇に農作物や特産品を献上していた
海の近くに住んだいた人々は、あわびを献上品に
しかし生あわびは腐りやすいので、干物にすることに
干物にするには時間がかかってしまう
より早く乾かすためにあわびを細長く切り、
熱した鉄で薄く延ばすようになった
当時、伸ばすことを「熨す(のす)」と
言っていたので、熨しあわびと呼んでいた
熨しあわびは天皇に献上するほど貴重な物ということから、
いつしか相手への敬意を表す意味を持ち、
贈り物に添えて相手に渡すようになった
 
江戸時代には、より相手への敬意を表すために
干しあわびにきれいに紙で装飾するようになり、
だんだん豪華な装飾を施したモノに進化した
 
昭和になり戦後の物不足の影響と本物のあわびが高価だということから
次第に贈り物には印刷した熨しあわびをつけるようになった
 
●お葬式のお供え物や香典返しに「のし」をつけないワケ
贈り物に「のし」をつけるのは、
めでたい時と思いがちだが、本来は相手を敬うため
なので誕生日、結婚、出産、還暦、
謝罪などの贈り物をする際は、「のし」をつける
だが、お葬式のお供え物や香典返しには「のし」をつけてはいけない
お葬式では、仏教の教えで動物を殺生したモノを食べたり出してはいけない
「のし」は元々あわびを殺生して作られていたため
お葬式のお供え物や香典返しにそぐわない

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