デマ」タグアーカイブ

●デマの語源は、デマカセではなくデマゴギー
デマゴギーとは、ドイツの政治用語
意図的なウソの情報や悪宣伝という意味
事実と分かっていながら相手の印象を悪くする情報を流すのがデマ
 
●ガセの語源は、お騒がせ
本当なのかどうか分からない噂話で周りを騒がせている
 
●ホラの語源は、ほら貝
ほら貝を拭くと、見た目以上に大きな音を出す
そこから大げさなことを言う意味でも使われるようになった

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昭和48年、愛知県の豊川信金に就職が決まった女子高生が、友達に「信用金庫は危ないらしいよ」と冗談を言われたことが始まる
女子高生は、帰宅して親戚に電話で「信用金庫は危ないの?」と相談する
親戚は、信用金庫の本店の近くに住む親戚に「信用金庫は危ないのか?」と聞く
その親戚は美容院で「信用金庫は危ないらしいよ」と話した
その美容院に たまたまいたクリーニング屋の主人が、その話を聞く
主人は家に帰り、妻に「信用金庫は危ないらしいよ」と話をする
その妻が、主婦仲間に話を広げる
クリーニング店にサラリーマンの男性が電話を借りに来た
「豊川信用金庫から100万円をおろしてくれ」と電話で話す
後に分かったことだが、この100万円は会社で使うお金のことだった
この電話を聞いた人が、豊川信用金庫が潰れてしまうと勘違いし、急いで180万円 引き落とした
その「信用金庫はつぶれてしまう」という話を地元のアマチュア無線家が無線で広めてしまう
噂はエスカレートし、信用金庫の理事長が責任を取って自殺した、というデマが生まれた
その結果、豊川信用金庫の窓口に5000人が殺到し、お金を引き出すパニックとなった
3日間で26億円が引き出された
その後、自殺したはずの理事長が窓口に現れ、
パニックに対応したことで、自殺していなかったとパニックは、どんどん収束に向かった

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