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「なすび」は「なす」の方言ではない
●「なすび」の呼び方
ナスは奈良時代に中国から日本に入ってきた
当時はとても貴重な食べ物だったので、
天皇や貴族など身分の高い人しか食べられていなかった
平城京の跡地から出土した木簡には、「奈須比(なすび)」と書かれている
「なすび」の由来は、ナスの味と関係している
当時のナスの味は、酸っぱかったという
「中が酸っぱい実」ということから
「なかすみ」→「なすみ」→「なすび」と呼び名が変化し、
奈須比という漢字があてられた
都があった関西地方を中心に「なすび」という呼び方が広まった
 
●「なす」の呼び方
「一富士 ニ鷹 三なすび」は江戸時代にできたことわざ
これは徳川家康が好きだったモノの順番で、
それくらい家康は、なすびが大好物だった
しかし、ナスは関西地方を中心に作られていたため、
江戸では なかなか手に入らなかった
そこで家康の命により江戸でも ナスが作られるようになり、
次第に「なすび」という呼び名は江戸でも広まっていった
当時は、ナスの生産が少なく値段が高いため、なかなか売れなかった
商人は、ナスを「成す」縁起の良い野菜として
「なすび」を「なす」として売り出した
「なす」に変えたことで商売が繁盛する縁起の良い野菜として
人々が買うようになり、「なす」という呼び名が広まった

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