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●日本の自動車が左側通行になったワケ
 
江戸時代、ほとんどの人が右利きだったため
武士たちは刀を左側にさしていた
武士同士が鞘をぶつけることは、決闘の申し入れを意味したため
ちょっとした不注意で切り合いに発展しかねなかった
そこで鞘がぶつからないように左側を歩くルールが定着した
そのルールが、明治時代に馬車や人力車にも適用され
 
明治14年、馬車や人力車がすれ違う場合は、
左に避けることと警視庁が明文化
大正9年、道路取締法で自動車の左側通行が定められた

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古来 日本は、刀が生活に密着していたため
単刀直入、つばぜり合い、元のさやに収まるなど、刀由来の日本語が多い
 
●しのぎを削る の「しのぎ」とは刀の側面の高くなった部分
その部分を削るほどの激しい戦いが転じて、激しく競い合い意味になった
 
●焼きを入れる
刀を鍛えるために焼いた刃を水に浸ける
そこから緩んだ気持ちを引き締める意味で使われるようになった
 
●そりが合わない
刀とさやの反り具合が合わないことから転じて、相性が悪い意味になった
 
●土壇場
処刑場の盛り土を土壇場と呼んだことから差し迫った状況をさすようになった
 
●相槌を打つ
相槌は元々 刀鍛冶の師匠が弟子に叩く場所を指図する動作だった
 
●見当違いを表す とんちんかん
刀鍛冶の叩く音のテンポが良いと「とんてんかん」
テンポがズレると「とんちんかん」という間抜けな音になる

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