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●塩コショウには賞味期限があるが、塩には賞味期限がない
 
実際、塩のラベルを見ると、賞味期限の欄がない
 
食品の劣化は、水分や酸素、
細菌などの微生物など様々な現認によって引き起こされる
 
塩は無機物のため腐らない
コショウは有機物、風味も落ち劣化する
塩ではなくコショウに賞味期限を設定する必要がある

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食塩は、日本の海水が元となった塩
食卓塩は、海外の塩水が元となった塩
 
●食塩は日本の海水、食卓塩は海外の海水から作られている
 
明治時代、日本に様々な西洋の文化が入ってきた
その中の一つが、テーブルの上に塩を置いて料理に味付けする文化
日本でも販売しようと塩を開発し始めるが、
テーブルに置くようなサラサラした塩はコストがかかってしまう
海外は日差しが強く空気が乾燥しているので
塩田に海水をまいて天日干しするだけで塩ができる
日本は日差しが弱いうえに湿度が高く、さらに良く雨も降るため、
塩田で天日干しするだけでは水分が抜けきらず、
サラサラした塩ができない
そこで塩田で採れた塩と海水を混ぜ合わせて
釜で煮詰めて水分を飛ばすことでサラサラした塩を作っていた
しかしこの方法だと非常に手間とコストがかかるため、
海外から安い塩を輸入して
料理に振りかけるサラサラした塩をつくることにした
 
食卓で使う塩ということで食卓塩と名付けられた

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●砂糖や塩に賞味期限はない
 
食品衛生法、JAS法に基づき、
時間経過による品質の変化が極めて少ないため、
パッケージに賞味期限を明記する必要がない
 
酸化してしまう醤油が美味しく頂けるのは、開封後、1か月くらい
酢は、開封前で2年間、開封後で半年、冷蔵庫で保存で1年くらい
めんつゆの賞味期限は短い
ストレートのめんつゆは2、3日、3倍濃縮で3週間程度
 
特定保健用のガム以外は、賞味期限を明記しなくても良い
さらにアイスクリームにも賞味期限はない

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●塩少々と塩ひとつまみの違い
 
塩少々は、親指と人差し指で軽くつまむ
 
塩ひとつまみは、親指、人差し指、
中指を軽く合わせて塩をつまむ
 
昔は量る道具がなかったので、
お婆ちゃんが考えて工夫したのが、
指を使って均一になるように量ることにつながった
 
今でも調理専門学校などで教科書の中に記載されている
 
塩少々は、0.3~0.5g
塩ひとつまみは、0.8~1.0g

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ごま塩を生産するエスビー株式会社:中島康介によると
●ごま塩が均等に出てくるのは、塩のサイズを大きくしているから
ごまと塩は、粒の大きさが全く違い
1㎥あたり、塩:2.17g、ごま:0.47gとの重さも全く違う
そのため、ごまと塩を単純に混ぜただけでは
均等に混ざらず、ムラができてしまう
そこで塩の粒を ごまと同じ大きさにすることに
工場では塩にでんぷんや水を加え、塩同士をくっつけることで
わざと ごまと同じ大きさに変えている
このとき粒と粒の間に空気を含ませて軽くしており、
ごまと同じ重さになるように調節されている
大きさと重さを揃えられた ごまと塩は
同じ粒として均等に混ざりあう
この原理は、同じように2種類の
調味料を混ぜている塩コショウでも使われている

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