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東京歯科大学:奥田克爾 名誉教授によると
●口の中が清潔な人は、インフルエンザにかかりにくい
 
インフルエンザに感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスが、
口や鼻から入り込み、上気道の粘膜に付着する
口の中に細菌がたくさんいると
インフルエンザウイルスのサポーターとなり
気道の粘膜の中に押し込み、インフルエンザを発症する
 
口の中の細菌が少なければウイルスが細胞内に入ることができなくなる
インフルエンザにかかるリスクは減少する
 
●舌磨きも必要
口の中で歯の面積は25%、舌などの歯以外の場所は75%も占めている
したがって歯磨きだけでは細菌を取ることはできない

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●肝臓がんの原因の80%は、肝炎ウイルス
日本肝癌研究会のデータによると
C型肝炎ウイルス:65%
B型肝炎ウイルス:15%
アルコール:5%、その他:15%
 
●放っておくと肝臓がんになる肝炎ウイルス
ウイルスの感染によって肝臓が炎症し肝細胞が破壊される病気
肝炎ウイルスは、全てを取り去ることはできない
発症を抑えながら一生 付き合っていかなければならない
肝炎ウイルスで最も多い感染ルートが、
出産時に母親から感染する母子感染
B型肝炎ウイルスは、主に血液で感染する
母親自身、ウイルスに感染していても発症しなければ気付かないことが多い
1986年からB型肝炎ウイルスの母子感染防止対策がとられている
 
●肝炎ウイルスの種類
A型:感染ルートは食べ物で、感染原因は生牡蠣
B型:感染ルートは血液で、感染原因は入れ墨、ピアス、カミソリの共用など
C型:感染ルートは血液で、感染原因は入れ墨、ピアス、カミソリの共用など
D型:感染ルートは血液で、日本での感染は稀
E型:感染ルートは食べ物で、感染原因はシカやイノシシなどの生肉
 
●肝炎ウイルス検査
簡単な問診と採血だけ
無料で受けられる医療機関も多い

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風邪ウイルスは、数え切れない種類が存在する
そのためワクチンを作るのは難しいとされてきた
●風邪を引き起こすライノウイルスのワクチンが開発された
 
エモリー医科大学のマーティン・モーア准教授は、
大人の風邪の1/3の原因と言われる
ライノウイルスのワクチンを開発した
 
100以上のライノウイルスをマウスやサルに投与したところ、
体の中で全ての種類のライノウイルスに対する抗体を作った
 
さらに作られた抗体をマウスとサルの
血液から取り出し、追加実験を行った
その結果 それらの抗体は 人間の細胞に感染するのを防いだという

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