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●小倉トーストが愛知県の名物になったワケ
 
小倉トーストの発祥は、ぜんざいを提供していた甘味処 満つ葉
大正7年、買い占めによる米の高騰から全国に広がった米騒動が起きた
もち米も不足したため、満つ葉では、
ぜんざいに餅を入れることができなくなった
その頃、店のメニューにパンが加わった
客の学生が、餅の代わりにパンをぜんざいに浸けて食べた
それを見て満つ葉の店主が考案したのが、あんサンド
それは店の近くの旧制八高(現 名古屋大学)の学生の間で人気となった
さらに昭和の喫茶店ブームも追い風となり愛知県中に広がった

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埼玉県の熊谷市は、2018年7月23日に国内最高気温41.1℃を記録するほど暑い街
●埼玉県熊谷市で開発された暑さに強い米が、将来の食糧危機を救う
 
2007年、熊谷にある農業技術研究センターで、
研究、開発で育てていた約300種類の稲が、高温障害でほぼ全滅した
その中で、たった一つ生き残った稲があった
調査すると従来の稲より、暑さに非常に強いことが分かった
地球温暖化が進み、稲が育ちにくい環境となる予想がされている中、
生き残った稲は、今後の日本の食糧事情を支える可能性があると考えられている
 

その米は、彩のきずな と名付けられた

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●タピオカは、無洗米を作るのに不可欠
 
タピオカは、芋のキャッサバの根茎から加工したでんぷんの固まり
 
無洗米は、米の表面についている ぬかの層を
あらかじめ取り除くことで洗わなくても良い米に仕上げたモノ
 
そこで使われるのが、タピオカでんぷん
タピオカでんぷんは、熱することで吸着剤となり、
米の表面を傷つけることなく、ぬか層を取り除く
 
米に傷がつかないので旨味成分が流出しない美味しいご飯になる

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水で研がなくても良い無洗米は、
米に付着している ぬかを取り除いている
 
●無洗米はタピオカを使って作られている
米の殻である もみを取り除き、
そして無洗米のために造られたタピオカ粒を加える
タピオカには熱を加えると ぬかを吸収する性質がある
なので使用後のタピオカ粒は、
米ぬかを吸収して変色して一回り大きくなっている
 
普通の米は、研ぎすぎると
ぬかと一緒に旨味まで洗い落とすこともあるが、
 
無洗米の場合、タピオカを使い、
米のぬかだけを取り除いているため、
旨みが失われることはない

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