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●みかんをよく食べる人は、生活習慣病の発症リスクが低下する
みかんをよく食べる人は、血管年齢が若い
 
静岡県浜松市北区で同志社大学 杉浦実 教授は、
住民1073人を対象に10年間の追跡調査を行い、
シーズン中、みかんを食べない、1~2個食べる、3~4個食べる人を比べた
すると毎日みかんを3~4個食べる人は、動脈硬化、
糖尿病、骨粗しょう症などの生活習慣病の発症リスクが低下することが分かった
 
動脈硬化は、食べない人と比べて、発症リスクが45%低く、
糖尿病は、食べない人に比べて、発症リスクが57%低く、
骨粗しょう症は、食べない人に比べて、発症リスクが92%低く、
肝機能は、食べない人に比べて、発症リスクが49%低く、
高脂血症は、食べない人に比べて、発症リスクが33%低かった
 
その秘密は、みかんの果肉に多く含まれているβ-クリプトキサンチン
β-クリプトキサンチンを多く摂取している人は、
肺がんのリスクが低下するという研究報告もある
●温州みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンは、オレンジの約10倍
 
さらに、
●β-クリプトキサンチンは、甘ければ甘いほど多く含まれている

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三重大学医学部:竹村洋典 教授によると
●高齢者の睡眠は短くても良い
 
理想の睡眠時間を測っている(睡眠指針2014)
10代前半であれば8時間以上 必要
25歳は、7時間
65歳になると6時間寝ただけでも朝スッキリし、
日中の活動に影響しないと言われている
 
科学的に証明はされていないが、
年齢と共に睡眠時間は短くて良い事が分かっている
 
睡眠が極端に短すぎたり長すぎると
高血圧や糖尿病になる恐れがあり、心筋梗塞など死亡リスクが高まる

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2010年、オーストラリアでの研究によると
25歳以上の成人における余暇の座位時間が
1日2時間未満の成人と比べて
4時間以上の成人は、総死亡リスクが1.46倍、
心血管疾患死亡リスクは1.8倍高くなる
 
さらに2012年のオーストラリアの研究では、
1時間座り続けるごとに平均余命が
推定で22分間も短くなることが指摘された
 
2015年には、カナダの各国で実施された研究を統計的に統合し、
心臓や血管の病気やがん、糖尿病などと
座り過ぎの習慣との関連が確認されたと結論付けた
 
2016年にノルウェーなどのグループが、
健康リスクを減らすのに必要な運動量を検証
軽いジョギングやテニスの練習のような中等度強度の運動を
1日60分~75分すれば、座り過ぎによるリスクをほぼ相殺できるという
 
下肢の筋肉を長時間 使わない事の関係が有力視されている
立ったり歩いたりすると下肢の筋肉が収縮する
これに伴って体内で糖を運ぶ糖輸送体が移動し、
血液から細胞への糖の取り込みを促す
また筋肉組織にある酵素を活性化させることで
血液中から中性脂肪の取り込みが促進されることが分かっている
座っている時は筋肉収縮がほとんど起きないため、
糖輸送体や酵素の働きが弱くなり、
血液中の糖や中性脂肪の濃度が高まると考えられている

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睡眠時間と風邪の関係が明らかになった
●睡眠不足の人は、そうでない人と比べて4.2倍も風邪を引きやすい
 
アメリカの研究チームが、被験者164名に
風邪ウイルスを投与し、風邪と睡眠時間との関係を調査
睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上寝ている人より、
風邪をひく確率が4倍以上であることが分かった
 
他にも睡眠不足は、様々なリスクが伴う
睡眠時間が5時間以下の人は、高血圧のリスクが約2倍
睡眠時間が5時間以下の人は、心臓病の発生率が約1.5倍
 
池袋大谷クリニック:大谷義夫によると
睡眠不足になると明らかに寿命が短くなる
 
池谷医院:池谷敏郎によると
睡眠不足は食欲をコントロールするホルモンのバランスを乱す
必要以上に食べてしまうことで
糖尿病、高血圧、高脂血症のリスクが高まる

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診断されてからの5年生存率が、9.2%しかない すい臓がん
 
すい臓がん治療の第一人者 静岡がんセンター:上坂克彦によると
●すい臓がんとは?
食べ物を分解する消化液:すい液を作る すい臓
胃で消化された食べ物が十二指腸に送られると、
すい液が出て、炭水化物やタンパク質、
脂質を分解し、吸収を助ける
すい液は、1日約1リットルも分泌される、
体の中で最も強力な消化液
すい液の通り道である すい管から発生した腫瘍を すい臓がんという
すい管で発生した腫瘍が
近くを通る神経に触れた時に初めて激痛が起こる
痛みが起きた時には、腫瘍が大きく、手術はほぼ不可能な状態
 
●すい臓がんを発症するリスク
1、体重÷(身長×身長)=BMI30以上の肥満の人は、
正常値の人に比べて、すい臓がんの発症リスクが3.5倍
2、タバコを1日40本以上吸う人は、
すい臓がんの発症リスクが3.3倍高まる
3、お酒を毎日たくさん飲む人もすい臓がんの発症リスクが高まる
 
●すい臓がんになると白目が黄色くなる黄疸が見られる
すい臓の右側に腫瘍ができると消化液である胆汁を運ぶ管が圧迫される
圧迫されると胆汁は流れなくなり、
血液の中にあふれて胆汁の黄色い色素が
全身に広がり白目が黄色くなる
この時点で発見できる すい臓がんは、手術で切れるケースが多い
 
●突然 糖尿病になった人は、すい臓がんの疑いがある
すい臓は、血糖値を下げるインスリンを作る
しかしすい臓に腫瘍ができると すい臓の働きが落ちる
インスリンの分泌が悪くなり、
血糖値を下げられずに急に糖尿病を発症する
何の前触れもなく突然 糖尿病になった人は、
すい臓がんの疑いがある
 
●魚に多く含まれるDHAの摂取が多い人は、すい臓がんの発症率が3割低い
国立がん研究センターが82000人を
15年間にわたって追跡調査した結果

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●米油
米油には、スーパービタミンEが豊富に含まれている
通常のビタミンEの40~60倍もの抗酸化力を持つ
悪玉コレステロールを退治してくれる他、
老化予防が期待できる
また自律神経の働きを調整する働きがあり、
倦怠感や不眠などの改善が期待できる
 
●エゴマ油
シソ科の植物:エゴマの種から造られたエゴマ油
必須脂肪酸のひとつであるオメガ3系の油
オメガ3は、人の体内では作ることができず
現代人が不足している脂肪酸と言われている
オメガ3のひとつであるα-リノレン酸の含有量は、
オリーブオイルの100倍、ごま油の200倍
小さじ一杯で、1日分のオメガ3摂取量を摂ることができる
エゴマ油を摂ることで
血液の流れが良くなり、動脈硬化の予防に
美肌効果、老化予防も期待できる
 
しかし、熱すると その効果が薄れてしまう
エゴマ油に限らず、オメガ3系の油は、
他の油に比べて成分が壊れやすいという性質がある
特に熱による劣化は、100度以上になると急速に進む
熱に弱い他にも長期保存にも向かない
 
●マカダミアナッツオイル
脳の血管にも届くマカダミアナッツオイル
他の植物油には ほとんど含まれていないパルミトレイン酸が含まれている
パルミトレイン酸は、糖尿病の予防が期待できる
限られた栄養素しか通さない脳の血管にも
パルミトレイン酸は入り込めるため
脳の血管を丈夫にし、脳卒中を防ぐ効果が期待できる
マカダミアナッツオイルは、糖質がゼロなのに甘さが感じられる
 
気になる症状に合わせ、油を選び、適切な量を摂取することが大切

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