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着物を扱っている呉服屋だが、着物と呉服は、全くの別物
着物とは、足首まで裾があり、最後に帯を締める衣類のこと
呉服とは、衣類を指す言葉ではない
●呉服とは、衣類ではなく絹の生地のこと
弥生時代、衣類に使う素材は、麻か綿しかなかった
弥生時代中期になると中国、当時の呉から絹の生地が伝わった
当時の日本人は、キメが細かく肌触りの良い絹の生地に驚いた
絹の生地は、身分の高い人たちだけしか
手に入らない高級生地として扱われるように
当時、生地のことを服と書いて「はとり」と呼んでいた
なので呉から来た絹の生地のことを、呉から来た絹の服(はとり)
略して呉服と呼ぶようになった
呉服とは、完成した衣類ではなく絹の生地のこと
 
●呉服と着物が同じ意味で使われるようになったワケ
江戸時代に誕生した呉服屋では、着物は売っておらず、
絹の生地である呉服だけを販売していた
当時、身分の高い人も低い人も着物は生地を買って持ち帰り、
自分たちで作っていたのだが、呉服屋が着物の仕立て職人を雇い、
生地からオーダーメイドで着物を作るサービスを始めた
当時も呉服はとても高価なもので庶民は、
呉服屋に出入りすることができず、呉服を見たことがない人が大半
さらに絹の着物を着て呉服屋から出てくる姿を見て、
呉服は完成した絹の着物だと勘違いしてしまった
この勘違いによって、呉服とは完成した着物と広まった

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