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日本でよく食べられる青魚といえば、イワシ、サンマ、サバ、そしてアジ
サバ、サンマ、イワシの缶詰はあるが、アジの缶詰はない
 
●サバやサンマの缶詰はあるのに、アジの缶詰がないワケ
その理由は、アジは缶詰にすると臭くなるから
 
アジに限らず、サバなどの青魚の脂は、時間が経つと酸素と結びついてヘキサナールという臭いニオイを放つ成分が発生する
 
しかしサバやイワシには、脂と酸素の結びつきを止める抗酸化物質が多く含まれているので臭いニオイを放つヘキサナールが発生しにくくなる
 
そんな中、島根県浜田市にある会社シーライフが、臭くないアジの水煮缶を開発することに成功した
 
サバの水煮缶の製造工程は、カットして缶に詰めて、塩水を入れて、蓋を閉めて加熱するだが、アジの水煮缶は、缶に詰めた後に蒸して脂を捨て、ヘキサナールの発生を防いでいる

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グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは、同じ品種だが、育て方が違う
日光に当てて成長させたのが、グリーンアスパラガス
日光に当てずに成長させたのが、ホワイトアスパラガス
グリーンアスパラガスは、国内で販売されるために作られているので、他の野菜と同じように生で売られている
ホワイトアスパラガスは、元々海外に輸出するために作られているので日持ちするように缶詰になっている
●日本で初めて作られたアスパラガスは、ホワイトアスパラ
1924年(大正13年)に北海道岩内町で日本で最初のアスパラガスの生産が始まった
海外に輸出する缶詰を作るためにホワイトアスパラガスを栽培し始めた
当時、欧米では青臭いグリーンアスパラガスよりも
圧倒的にホワイトアスパラガスの方が人気
1年中食べられるように缶詰が主流だった
その様子を目の当たりにしたのが、岩内町の有力者だった
輸出された岩内町産のホワイトアスパラガスは、
美味しくて品質が良いと欧米で人気に
しかし1970年代になると中国や台湾でホワイトアスパラガスの缶詰が大量生産
安い値段で流通したため、日本の缶詰が売れなくなった
その頃、日本では、海外から入ってきたレタス、トマト、ブロッコリーなど、
栄養価の高い野菜をたくさん食べる緑黄色野菜ブームが起こった
さらにファミレスが次々とオープン
サラダバーが登場したことでサラダを食べる文化が定着した
これまでホワイトアスパラガスを作っていた農家が、
国内で売るためにグリーンアスパラガスを作るようになり、
グリーアスパラガスが日本に定着した

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●イタリア産トマト缶のトマトは、ほとんどが中国産
 
トマト缶は、原料そのものの味が大きい
巨大なトマトの産地の中国から中国産トマトを仕入れて、
缶詰の加工がイタリアで行われていれば、
イタリア産と表記しても良い
 
EUでは、原産国を表示する義務はない
缶詰の原産国として表示されているのは、
最終的に加工した国名となる

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アンエイジング専門医:日比野佐和子の健康法
●老化防止のために鮭の缶詰を食べる
鮭の赤い色素であるアスタキサンチンは、
高い抗酸化力を持つ
鮭の切身では。骨など食べられない部分が多いが、
缶詰は、骨も皮も全て食べられる
1日に鮭の缶詰の1切れを摂れば十分
 
●老化防止のためにインスタントコーヒーを飲む
コーヒーには老化防止に効果的なナイアシンが含まれている
インスタントコーヒーには、
ナイアシンが人工的に添加されており、
豆から淹れるドリップコーヒーより
ナイアシンの量が多く含まれている
1日2~3杯でも必要な量は摂れる

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