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●蕎麦屋にはうどんがあるが、うどん屋には蕎麦がない理由
 
室町時代、うどん屋はあったが、蕎麦屋はなかった
当時は、まだ麺状の蕎麦は存在せず、
蕎麦粉をお湯で捏ねて作る蕎麦掻きが一般的だった
うどん屋は、蕎麦を麺状にしてメニュー化し、
うどんと蕎麦を両方販売し始めた
そんな蕎麦は、江戸時代に入ると次第に人気となり
いつの間にか、うどんより蕎麦の方が人気となり、
江戸中で大流行
すると蕎麦の爆発的人気に乗っかってうどん屋が続々と蕎麦屋に転身
江戸ではうどん屋と蕎麦屋の数が逆転
しかし蕎麦屋になったとはいえ、
うどんのニーズはあったので、
メニューを蕎麦に特化することはなく、
現在のように蕎麦とうどんの両方を出していた
 
昔から続いている蕎麦屋ほど、うどんを出している店が多い
 
現在のうどん屋は、うどんの専門店が多く、
あえて蕎麦を出す必要がないと考えている

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冷たい蕎麦にはワサビだが、温かい蕎麦には七味唐辛子
 
庶民の間で蕎麦が食べられるようになったのは、江戸時代初期
当時、蕎麦は傷みやすい食べ物で、冷蔵保存技術もなかったため
傷んだ蕎麦を食べてしまい食あたりを起こす人が多くいた
そこで消化を促し、解毒作用がある大根おろしのしぼり汁を薬味として使うように
大根の先端の辛い部分をすりおろしたしぼり汁を、そばつゆに混ぜていた
 
●冷たい蕎麦の薬味がワサビになったワケ
1612年、徳川家康は、隠居して駿府城で暮らしていた
家康は、栄養価が高い旬のモノ以外 口にしないというほどの健康オタク
大根の旬は冬
そこで家康のために献上されたのが、
駿府城の近くで栽培されていた解毒作用が高く、1年中食べられるワサビ
ワサビを気に入った家康の命により、
静岡県ではワサビ作りが盛んに行われるようになった
するとワサビは江戸にも伝わり冷たい蕎麦の薬味の定番となった
 
江戸時代中期になると冷たい蕎麦の他に冬に食べる温かいかけ蕎麦が人気に
しかしワサビに熱を加えると辛味が飛んでしまう
七味唐辛子は、熱を加えても辛味が飛ばない
さらに当時 唐辛子は薬としても使われていたため解毒効果も期待された
その後、江戸中の温かい蕎麦に七味唐辛子が使われるようになった

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緑茶は、奇跡の飲み物として海外でブームになっている
●緑茶とミカンを毎日摂取している人は、がんの発症リスクが17%減少
緑茶を1日1杯以上飲み、さらにミカンなどの柑橘類を
毎日食べている人は、がんの発症リスクが17%も低い
 
●マドンナもハマっている蕎麦
蕎麦は食物繊維が豊富で血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので
太りにくくダイエットをサポートしてくれる
さらに美肌に欠かせないビタミンB2やタンパク質が豊富

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●体が温まるか冷えるかは、飲み物の温度と関係ない
 
みなと芝クリニック:川本徹 医師によると
ホットコーヒーだから身体を温めるとか、
アイスコーヒーだから身体を冷やすという考え方は、間違っている
 
ホットコーヒーを飲むとその瞬間は温かく感じるが、
コーヒーのカフェインが血管を拡張する
血管が拡張することで熱が逃げ、体温が下がってしまう
 
●体を温めるか冷やすかは、飲み物の温度ではなく成分が関係している
紅茶は、ホット、アイスに関わらず体を温める成分が入っている
紅茶に含まれるテアフラビンが血の巡りを活性化させる
 
さらに蕎麦、冷たいざるそばでも、温かいかけそばでも
身体を冷やす成分が入っている
そばに含まれるカリウムには、利尿作用があり、
熱が放出され、身体を冷やす

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