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醤油の誕生は、偶然の産物だった
 
●醤油が誕生したのは、1254年 鎌倉時代
中国に渡り 禅宗を学んだ僧侶 心地覚心は、
径山寺味噌の製法を日本に持ち帰った
径山寺味噌とは、今も和歌山県などで生産される金山寺味噌
キュウリなどをつけて食べるもろみ味噌の一種
その味噌を作っていると、味噌樽から垂れる液体を見つけた
舐めてみると驚くほど美味しい
醤油は、金山寺味噌の副産物として誕生した
 
●醤油が庶民に普及したのは、江戸時代
醤油の一大産地が、今の千葉県野田市にできたことで江戸に醤油が一気に広がった
醤油の普及により、握り寿司、うなぎの蒲焼き、天ぷら、そばが食べられるように

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●ドバイに日本で造られた醤油は持ち込めない
 
イスラム教の国なので、アルコール禁止
 
実は醤油には、3%くらいアルコールが入っている
減塩醤油だとビールと変わらない5%くらい含まれている
 
現地の日本食材店で売られている日本製の醤油が検査され、
アルコールが入っていることが分かり、
日本の工場で造られた醤油の輸入制限がかかった
 
本来は、シンガポールなどで造られたアルコール抜きの醤油を輸出している

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●砂糖や塩に賞味期限はない
 
食品衛生法、JAS法に基づき、
時間経過による品質の変化が極めて少ないため、
パッケージに賞味期限を明記する必要がない
 
酸化してしまう醤油が美味しく頂けるのは、開封後、1か月くらい
酢は、開封前で2年間、開封後で半年、冷蔵庫で保存で1年くらい
めんつゆの賞味期限は短い
ストレートのめんつゆは2、3日、3倍濃縮で3週間程度
 
特定保健用のガム以外は、賞味期限を明記しなくても良い
さらにアイスクリームにも賞味期限はない

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うすくち醤油ができたのは、料理に色をつけないため
元々は濃口醤油が先に使われていた
見た目の美しさを重要視する京料理で
料理に色をつけたくないことから、うすくち醤油が誕生した
漢字では淡い色した醤油と書き、淡口醤油と書く
 
●濃口と淡口では、淡口醬油の方が塩分濃度が高い
淡口醤油は少量でもしっかり味がつくように
塩分濃度を高くしている
 
●濃口醤油と淡口醤油は、製法も原料も全く同じ
違いは、熟成期間
濃口醤油は1年~2年の熟成、淡口醤油は半年~1年弱の熟成
熟成期間が長くなればなるほど発酵が進み、色が濃くなる

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