養殖」タグアーカイブ

●穴子飯が広島県宮島の名物になったワケ
 
穴子が獲れるようになったのは、牡蠣のおかげ
その生産量は、全国1位
牡蠣筏に付着したエビやプランクトンが海底に沈む
それが穴子の餌になり、大量に集まってくる
 
牡蠣の養殖が始まったのは、室町時代
その副産物として穴子も獲れるようになった
 
穴子飯が宮島の名物になったのは、明治31年、
宮島駅で穴子飯の駅弁が発売され、全国に知れ渡った

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●トロより脂がのった幻の魚「スマ」
海の宝石とも酔われる
形はカツオに似ており、背中にサバのような模様がある
マグロと同じ、サバ科で回遊魚だが、
小さな群れで回遊するため、漁獲量が非常に少なく鮮度落ちも早い
そのため市場に出回ることがなかった
 
2013年から愛媛県、愛媛大学、
愛南漁協が共同でスマの完全養殖を始めた
その美味しさが徐々に広まりつつある

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スーパーで激安で売られているエビ ブラックタイガー
 
●スーパーでよく見かけるブラックタイガーは全部 子ども
 
ブラックタイガーが大人になると、
全長30㎝以上 体重400g以上になる
一般的に売られているブラックタイガーは、海外で養殖したもの
食卓で使いやすいサイズになると
出荷されるため、まだ成長途中の子どものエビ
 
天然のブラックタイガーは、大人になるまで育つため巨大化する
大人になったブラックタイガーは、シータイガーと呼ばれている

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●牡蠣に「牡」がついているワケ
中国で白い身が精巣だと思われていたため
牡蠣は、雌雄同体
繁殖期だけオスとメスに分かれ、
繁殖が終わると中性体に戻る
栄養状態が悪かった牡蠣がオスになり、
栄養状態が良い牡蠣がメスになると言われている
 
●一般的な牡蠣の養殖法は、イカダ式
海に浮かべたイカダに牡蠣を吊るして育てる
牡蠣を育てるのに最も適した場所に移動できるから
そのため天然の牡蠣よりも栄養価が高い
 
●栄養価が2倍になる杭打ち式養殖法
遠浅の海に杭を打ち、棚を作り、牡蠣をぶら下げる
干潮によって空気に触れさせて人工的に厳しい環境を作る
通常の3倍以上のコストがかかることから一部の地域でしか行われていない

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